平面イラストが「3Dオブジェクト」のようにぐるぐる回転。一体どうなってるの?

10月14日から3日間、マイアミで開催されたAdobe MAX 2024。なかでも強烈な盛り上がりを見せたのが「MAX Sneaks」です。

開発中の新しい技術をチラ見せするという名物イベントなのですが、将来これらが製品化するかどうかは未確定。エンジニアたちの純粋に楽しんでいる姿が印象的で、「自分たちはコレがやりたいんだ!」という熱量がダイレクトに伝わって来ました。

今すぐ使いたいと思える実用的なものも多く、特にオーディエンスの反響が大きかったのは、最後に発表された「Project Turntable」

イラストが一瞬にして3Dに

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このProject Turntable、簡単にいうと、2Dベクターのイラストを3Dで回転させることができるというもの。

会場で実際に行なわれたデモの様子がこちらです。

こんな感じで、ボタンをクリックしてスライダーをドラッグするだけで、Illustrator上で描いたイラストを異なるアングルから見ることができます。

2Dでは見えない部分を自動で補完し、まるで3Dオブジェクトのようにぐるぐると回転。回っているときは3D、そして止まるとただのイラストなのが不思議な感覚すぎる…。

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アングルを調整した後でもベクターで再編集できるのもすごいですよね。

あくまでも「チラ見せ」なので、これがどのような技術なのか詳細はまだ明かされていません。将来的にはこのイラストがアニメみたいに動くようになったら、さらに楽しいだろうなあ。

Photo: chisato kuroda

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