Copilotがもっと身近に!
今Microsoft(マイクロソフト)は、同社のAIであるCopilotで、どんどんパソコンが進化していることをアピールしています。このほどGagadgetは、WindowsやEdgeブラウザのユーザーでなくても、登録不要でCopilotをフル活用できる「WhatsApp」のアップデートについて報じました。
チャットで尋ねるだけでCopilotをフル活用!
日本では「LINE」がメッセージングアプリの定番です。中国なら「WeChat」に、韓国なら「KakaoTalk」になるでしょうか。ですが、世界で圧倒的に利用されているのは「WhatsApp」。そこへMicrosoftがCopilotで斬りこんできましたよ。
QRコードをスキャンすると立ち上がる画面で、知りたいことを入力するだけで、Copilotが答えてくれます。ただチャットの会話でメッセージが返ってくるのみならず、こんな画像が欲しいとリクエストするだけで、そのまま「DALL-E 3」による画像生成までやってくれるんですよね。しかも、このすべてが登録なしに、WhatsAppユーザーならだれでも無料で利用可能となっています。
専用デバイスいらずの魅力も?
いまやChatGPTで火がついた生成AIの利用は、垣根を大きく飛び越えて、実に多くのユーザー層へと広がりました。WindowsユーザーならCopilotが使えるのはもちろんのこと、iPhoneからApple Intelligence、GoogleならAI Geminiといったすみわけでしょうか。
そうはいっても、面倒なユーザー登録が不要で、特定のデバイスを使っていなくても、ササッとWhatsAppのチャット画面からCopilotを起動できてしまうのは非常に便利。さらに生成AIへの敷居が下がりそうです。
実はLINEでも「AIチャットくん」の公式アカウントを友だち追加すると、AIとトークして答えを返してくれるサービスがあったり。WhatsAppならさらに高度なCopilotと統合されたAI利用ができるというのは、もしや大きな魅力となるでしょうかね…?
Source: Gagadget