Google PixelスマホにMagSafeアクセサリーをプラスしたい。
そんなときは、MOFTのスマホ用マグネットリングを貼り付けるのも手です。
スマホスタンド、スマホリング、モバイルバッテリー、カードケース、自撮り用のジンバルや三脚まで、あらゆるMagSafeアクセサリーをピタッと磁力で取り付けることができて、かつ取り外せることができるようになります。
MagSafe(マグセーフ)とは?
MagSafeとは、Appleが2020年に発表したワイヤレス充電ができる磁気技術のこと。最大15Wの急速充電が可能です。
2023年にはワイヤレス充電の国際標準規格であるQi2(チーツー)のベース技術として採用されたため、Androidスマホにも搭載されるようになりました。
MagSafeの大きなメリットは、磁気の力でスマホアクセサリーを簡単に着脱できること。TPOに合わせてアクセサリーを着せ替えることができますし、スマホやスマホケースを新調したときにもお気に入りのアクセサリーを使い続けることができます。
マグネットリングはどこに貼るのが正解?
ところでこのマグネットリング、スマホのどこに貼り付けるのがベストなんでしょうか?
MOFTの公式サイトでは、スマホケースを付けた上からの使用を勧めています。
また、アメリカの掲示板Redditのユーザーによれば、マグネットリングをスマホケースの内側に貼り付けてしまうと、スマホの表面がキズだらけになるリスクがあるとのこと。
スマートフォンにじかに貼り付けるとあとで取り外しにくくなるほか、マグネットリングの厚み分ふくらんでしまい、スマホケースの装着に影響が出そうです。
強化ガラスとシリコンケースには非対応
なお、MOFT製マグネットリングを貼り付けることができるスマホケースの素材は、TPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)、PC(ポリカーボネート)、金属、ガラス(ただし強化ガラスを含まず)のみ。
強化ガラスを使ったスマホケース、およびにシリコンケースには使えないそうです。
MOFTのマグネットリングは超強力
MOFT製マグネットリングを実際手に取ってみたところ、その磁力の強さに驚きました。
上の画像では手前がMOFTのマグネットリング、奥がスマホリングを購入した際にセットでついてきたマグネットリングです。
クリップをくっつけようとしても、奥のほうのマグネットリングはうまくいかず…。差は歴然でした。
純正Google Pixelスマホケースに貼り付けてみた
取り付けるだけで簡単にMagSafe化できちゃうマグネットリング。取り付け方も簡単でした。
まず、スマホケースの表面を拭いて、ホコリや油分を取り除きます。次に、用意された台紙の中央部分を切り取ります。
台紙をスマホケースの背面にかぶせます。
上下と左右のメモリの数値がそれぞれ均等になるように、台紙の位置を微調整します。
この際、筆者は上下を間違えて台紙を置いてしまったのですが…、それでもかろうじて問題ナシでしたよ。
純正Google Pixelスマホケースをお使いの場合は、中央に刻印された “G” のロゴから同心円を描くようにイメージするとうまくいくと思います。
最後に、先ほどくり抜いた円に沿わせるようにマグネットリングをスマホケースの表面にセットします。
上から押し付けてしっかりと密着させれば、完成!
実際に使って良かったところ・悪かったところ
さっそく手持ちのスマホリングを近づけてみたところ、「パチッ!」という小気味よい音とともに一瞬で装着完了。
Pixel 7の筐体がやや手に余る大きさなので、スマホリングを付けた時の安定感が気に入りました。
スマホリングに指を通した状態でスマホ本体から手を離しても問題なし。ちょっとやそっとでは外せないほどガッチリ装着されていて、磁力はかなり強力です。
ひとつだけ問題があるとしたら、それは粘着力が弱めなことでしょうか。
筆者の場合、スマホリングを取り外そうとしたところ、スマホリング側にマグネットリングが持っていかれてしまいました。接着剤などで粘着力を補えば、より使い勝手が良くなりそうです。
スマホの利便性を広げてくれるマグネットリング
Google PixelスマホをMagSafe化する方法はほかにもありますが、導入コストはマグネットリングのほうが低いですよね。MagSafe化した暁にはMagSafeアクセサリーをいろいろと買いたくなることを鑑みると、まずはコスパ重視でマグネットリングを導入してみるのも策です。
筆者は目下のところMOFTのスマホスタンドを購入しようか思案中。モバイルバッテリーもいいなあ…などと妄想を膨らませております。
iPhone専用のアクセサリーも、Google Pixelスマホと一緒に使えるようにしてくれる。それがマグネットリングの(磁)力なのです。