日本橋などYNKエリアのスタートアップが集う!東京建物の伝統をイメージしたブース【SusHi Tech Tokyo 2024】

都市開発などを行う不動産デベロッパーの東京建物株式会社による、やぐらをイメージしたブースが、2024年5月15日(水)~16日(木)の2日間、東京ビッグサイトにて開催された「SusHi Tech Tokyo 2024 Global Startup Program」で展示された。

■人工光型植物工場で育てられたレタスや海面栽培されたすじあおのりなどが展示
東京の八重洲に拠点を置く同社は、その周辺の日本橋と京橋を「YNK(インク)」と総称している。日本の伝統をイメージしたブースになっていて、中心にはやぐら、その4つ角にはそれぞれYNKエリアに拠点を置いているスタートアップなどの展示が行われていた。特に、今回はYNKエリアが食に関して伝統的な土地なため、養殖のレタス、養殖の海藻を生産している会社などが集まっていた。

株式会社プランテックスは、植物の新たな可能性を引き出すためのプラットフォームを共創している。具体的には、人工光型植物工場によって限られた土地で野菜などの植物を管理しながら生産する方法を実現している。会場には、実際に人工的に育てられたレタスやバジルなどが展示されていた。

合同会社シーベジタブルは、海藻の陸上栽培と海面栽培などを行っている。磯焼けにより減少しつつある海藻を採取して研究し、環境負荷の少ない方法で栽培することが目的だ。会場では、同社で販売されているすじあおのりとポップコーンをミックスさせたものの試食が行われていた。

テクニカルライター 後藤響平

東京建物
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野村総合研究所
東洋経済新報社
2024-02-28