充電切れの心配、なくなるか?
スマートフォンやノートPCにはじまり、イヤホンやハンディー掃除機などなど、充電はコードを挿して行いますよね。USB-CやらmicroUSB、Lightning…接続方法は何種類もあり、そのぶんコードがかさばってしまいます。
iPhoneには磁力でくっつけて充電するMagSafeがありますが、それでも充電器にくっつける必要があったりして、何もせず勝手に充電されるということはありません。
世界で唯一の「長距離ワイヤレス給電」
エイターリンクの「AirPlug」は、世界で唯一の長距離無線給電を行う充電の最終形。発表会では、手に持っただけのLED電球が光る様子が見て取れます。
エアコンから生体情報まで
「AirPlug」は、クラウドかゲートウェイを通じてビル管理システムに連携できます。
空調や照明の管理で節電に努めCO2削減に貢献したり、工場やコンビニ内なら貨物IDの取得や電子値札への変更、病院であれば患者に埋め込んだインプラントからバイタルを読み取るなんてことも可能。
単なる充電以上の仕事ができるんです。
送受信、どちらもタイプいろいろ
送信側は天井に目立たず埋め込むタイプが「PowerTx-C」。照明用ダクトレール用が「PowerTx-D」なら配線不要です。
受信側はクリップで身に着け位置情報を送る「Beacon」。温度・湿度センサーの「Sense-T」は、各人の座席に取り付け「暑い」「寒い」といった「体感」を空調システムに伝えます。
「Sense-M」は、従業員が座席に座っているかどうかを検知し、「Sense-C」はCO2濃度センサーとスマート家電のようなものが開発されています。
これらを踏まえると、今後さらにいろんなものが作れそうですね。
まずは企業から
とりあえずスマホやノートPC、タブレットが無線充電できたら最高。まずは企業がビル内に導入していくようです。
「将来的には地球全土をカバーしていきたい」とのことですし、いつかWi-Fiルーターのように、各家庭でも必需品になるでしょうか?
Source: YouTube, Aeterlink Corp.