春に向けて少し活動的になりたい気分。
ならば、ぜひともランニングを新生活に取り入れたいということで、ご提供いただいたadidas「SUPERNOVA RISE(スーパーノヴァ ライズ)」をご紹介。
adidasさんからご招待いただいた5kmのレース「ADIDAS TOKYO CITY RUN 2024」で存分に履き心地を確かめてきました。
ラン習慣に一番必要だったのは「快適な履き心地」
厚底ソールだの、カーボンプレートだの、スペックがてんこ盛りですっかりガジェット化しているランニングシューズですが、これからランを始めるのに、いきなりそんなハイテクなシューズはオーバースペックすぎる…。
まさにそんな人にオススメしたいのが、adidasの「SUPERNOVA RISE」。
「女性ランナー1300人にランニングシューズで重視する要素をアンケートした結果、『速さ』や『推進力』ではなく、『快適な履き心地』であること」に注目したそうで、女性だけでなく、これから走り出そうとする人にはぴったりというわけ。
詰まるところ、ランニングってイヤイヤでは絶対に習慣化しないし、「履き心地」がよくないと続かないわけで。カッコ良さ重視のおタカいハイスペックシューズを買ってはみたものの、「このシューズで何回走ったっけ…?」っていう人も多いはず。
その点、adidas「SUPERNOVA RISE」はしっかりと初心者ランナーに合わせて設計された最新ランニングシューズだということを解説しましょう。
初心者にハイスピードのランシューはまだ早い
まずは、SUPERNOVAシリーズについて。
初めて登場したのは1997年。長年アップデートを続けながらもう30年近く、ランナーから愛されているシリーズです。今回は、より「心地よさ」を追求しながらランニング初心者に照準を合わせて作られています。
歴戦のランナーにとって、adidasのランニングシューズで名前が挙がるのが、高機能ランニングシリーズ「ADIZERO(アディゼロ)」シリーズなんですが、そのミッドソール素材からヒントを得て開発されたのが、「SUPERNOVA RISE」に搭載されているミッドソール「DREAMSTRIKE+(ドリームストライクプラス)」。
ハイスペックのランシューに搭載されているミッドソールは、だいたいにおいて推進力とか反発性とかスピードが出る設計に作られてるんですが、「SUPERNOVA RISE」のために開発された「DREAMSTRIKE+」は、着地の衝撃を和らげる弾力性の高い機能が備わっているんです。
すっかり街履きに定着した厚底ハイスペックスニーカーって、慣れてない人には安定感ないし、これで走ったら転んじゃいそうって感じですが、その点この「DREAMSTRIKE+」ならその心配がないですね。
デザインも立体感があって、ビギナーランナーでもばっちりカッコ良く履けちゃいます。
「快適な履き心地」の理由はそれだけじゃない
そのほかにも、ビギナーにとって安心材料となるのが、アウトソールに組み込まれた5本指形状ロッド「SUPPORTRODS(サポートロッド)」。
靴底から足の骨みたいに透けて見えるのがソレで、その名の通り、左右の横振れとスムーズな重心移動、そして安定したバランスをサポートしてくれます。爪先からカカトまでしっかりとカバーされているのがわかります。
「快適な履き心地」を謳う理由はもうひとつ。
足に合わないシューズを履いて、最初に悲鳴をあげるのがカカトや足首まわりですよね。それをサポートしてくれるのが、履き口とヒールをカバーした「コンフォート ヒール フィット」。
ランニング中に負荷がかかる部分をソフトなタッチで快適にサポートしてくれます。
ハイスペックだからって上級者向けじゃない
いまや、いろんなプロダクトで高性能・高機能が充実して、オーバースペック感が否めません。でもそれってすべてが上級者向け、プロフェッショナル仕様ってアプローチだけじゃないのがこのシューズのいいところ。「ハイスペックなのに、初心者向け」って、なんだか置き去り感がなくてうれしいですよね。
adidasに感謝です。
Photo: 山田卓立