ついにアメリカでの予約がスタートしたApple Vision Pro。来月頭には手にする人が出てきます。Apple(アップル)いわく空間コンピュータであり、今画面の中で行なっている作業を立体的に空間でできるというイメージ。
iOS/ iPadOSアプリをApple Vision Pro仕様にできるという話ですが、すべてのアプリがApple Vision Pro発売からすぐに新たなバーチャル体験を提供できるわけではありません。
つまり、3D仕様にならないアプリ、Vision Pro非対応のアプリもあると。
ユーザーの多い大手アプリ、たとえばNetflixやYouTube、Spotifyは端末リリース時には非対応なことがわかっています。アプリではなくApple謹製ウェブブラウザSafariからログインしてコンテンツを見るよう推奨しているものも。
Apple Vision Pro発売と同時に対応・使用できるアプリは、そんなに多くはないと考えておいたほうがいいでしょう。オンライン予約では、すでに出荷が3月にずれ込んでいるようですが、手元にくるのはそれくらいでもまったく遅くないのかも。
iPhoneにおいてApp Storeが成功の鍵であったように、ソフトの種類・数は大きな意味をもちます。
Apple Vision Proでユーザーは何ができるのか。以下、現時点でわかっているすぐ使えるアプリたちです。
ストリーミングサービス系
Apple Vision Proの発表後すぐから、最も話題になっていた空間コンテンツ。これが見たいから買う!という人は少なくないはず。
Appleは、3D映画150本以上ありとうたっていますが、その中には『DUNE/デューン 砂の惑星』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』など、比較的新しい作品もあるとのこと。
コンテンツの肝として、もちろんApple TVは使えます。Apple Musicも使えます。
Disney+が使えることも結構序盤からわかっていました。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』『モンスターズ・インク』やアベンジャーズ作品がVision Pro向けコンテンツとして準備されているそう。そのほか、Amazon Prime動画やスポーツ系サービスも利用可能。
以下、リリース直後から利用できるApple製以外のストリーミングサービスです。
Disney+
Max
Discovery+
Paramount+
Amazon Prime Video
Pluto TV
Tubi
Fubo
Crunchyroll
Peacock
Pluto
Mubi
ゲームタイトル
コンテンツといえば、映画やドラマだけでなくゲームもしたい! Meta Questとは違い、Apple Vision Proはゲームを最優先コンテンツ(市場)としては考えていないようです。が、それでもバーチャルヘッドセットにおいては必要不可欠な存在。
Apple Arcadeは利用可能ですが、そのプラットフォームに現在ある約250のゲームタイトルのうち、どれくらいのタイトルがヘッドセットでもプレイできるかはまだ謎。
Vision ProはワイヤレスでMacと接続可能なので、バーチャルデスクトップ上でプレイできるはず。が、これまたMacのエコシステム対応のゲームはそもそも多くないので…。
そのほか、Xboxのコントローラ、PlayStationのDualSenseコントローラにもVision Proは対応。
現在、Apple Vision Proでプレイ可能の確認がとれているタイトルです。
What the Golf?
Super Fruit Ninja
NBA 2K23アーケードエディション
キャンディークラッシュ Saga
Rec Room
SNS系
Appleとしては、Vision Proのビジネス使用を強めに視野に入れており、Microsoft 365やSlackなども対応。意外なところでは、TikTokも使えるんですよね。
現在、Apple Vision Proで利用可能の確認がとれているサービスは以下の通り。
TikTok
Microsoft 365
Slack
Fantastical Calendar
JigSpace
Zoom
Cisco Webex
Microsoft Teams
Source: 9to5Mac