久原本家 茅乃舎『お雑煮という奇跡』トークライブ&お雑煮食べくらべ会を開催

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久原本家グループは、「茅乃舎だし」など和風調味料を販売する株式会社 久原本家の主催により、2023年11月24日(金)「和食の日」に、日本の食文化の多様性を代表する料理「お雑煮」をテーマにした、久原本家 茅乃舎『お雑煮という奇跡』トークライブ&お雑煮食べくらべ会を開催した。

■食文化に関心の高い総勢102名がご参加
『お雑煮という奇跡』トークライブ&お雑煮食べくらべ会は、東京・大手町の「My Shokudo Hall & Kitchen」にて開催。同日に公開された特設WEBコンテンツ『お雑煮という奇跡(https://www.kayanoya.com/ozouni/)』のお披露目も兼ねて、総勢102名が参加した。

当日は、福岡県久山町の里山にある『御料理 茅乃舎』の初代料理長 岡部健二氏によるライブキッチンおよび5種類のお雑煮食べくらべ会と、お雑煮研究家・粕谷浩子氏やフードライター・白央篤司氏、料理家・長谷川あかり氏をゲストに迎え、トークライブを実施した。

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会場エントランスの様子。この日に試食提供した華やかの5種類のお雑煮パネルでお迎え。

■『御料理 茅乃舎』の初代料理長によるライブキッチン&お雑煮食べくらべ会
ライブキッチンでは、茅乃舎のふるさとでもある福岡の博多雑煮の作り方を紹介。『御料理 茅乃舎』の初代料理長・岡部健二氏より、焼きあごや干し椎茸、昆布等を使っただしの取り方や、博多雑煮に欠かせない鰤やかつお菜の特徴を説明した。素材としての焼きあごやかつお菜を初めて見るという人も多く、その風味に興味津々の様子だった。

ライブキッチンの後は、お雑煮食べくらべ会へ。今回ご用意したのは、博多雑煮・関東風雑煮・関西風雑煮・出雲雑煮・新潟雑煮の全5種類。地域ごとに特徴的な具材やだしが使われている雑煮ばかりで、お盆の上に並べると、その多様性が一目で分かる。「家庭のお雑煮以外を食べることがないから新鮮」「私の地元ではこうだった」などのお雑煮談議で盛り上がり、それぞれのお雑煮の違いを大いに楽しんでいた。

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■お雑煮の歴史から未来まで、大いに盛り上がったお雑煮トークライブ
続いて開催されたのが、お雑研究門家 粕谷浩子氏、フードライター 白央篤司氏、料理家 長谷川あかり氏をゲストにお迎えしたトークライブ。約500年も続くお雑煮の歴史や地域性、オリジナル雑煮のアイデアなど、お雑煮の持つ自由さや多様性が感じられる時間となった。

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トークの終盤では、3人が“お雑煮の未来”について語り合った。粕谷氏によると「小学生くらいの子どもたちから、『家でお雑煮を食べたことがない』『給食や祖父母宅で初めて食べた』という声を聞くようになった」とのこと。白央氏からも、「毎年SNSで全国のお雑煮投稿を呼び掛けているが、その中で『母や祖父母が作るお雑煮が好きだったけど、作り方を教わらないまま亡くなってしまった』という声も聞く。習うのは大変だけど、作っているところを隣で一回でいいから見て欲しい」。長谷川氏からも、「確かに、いつかは習おうと思ってもなかなかきっかけがない。今のうちに教わっていくことが、その味を残すことにつながる」と、継承の大切さについての意見が飛び交ったのも印象的だった。

伝統料理としてだけでなく、それぞれの家庭で作られることで違う味になっていくのがお雑煮の特別なところ。地域の味だけでなく、家庭の味を引き継ぐことも、日本の食文化の豊かさを守っていくことになるのではないかと実感させられるトークライブになった。

お雑煮の食べくらべやトークを通じて、茅乃舎が大切にしている日本の食文化の多様性や、食文化を未来へ繋いでいくことの大切さに思いを馳せる時間になった今回のイベント。茅乃舎は、今後も日本の食文化を深く掘り下げていくとしている。

久原本家グループ

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