高品質なワイヤレススピーカーやサウンドバーなどを生み出しているSonosが2024年にヘッドホンを発売するかもしれません。
Bloombergによれば、Sonosは現在ヘッドホン開発中のとのこと。実際にヘッドホン市場に参入すれば、Apple、SonyやBoseとの真っ向勝負することになると報じており、Sonosのヘッドホンはハイエンド機になるだろう伝えています。
2019年からウワサをされていた
Sonosのヘッドホン開発についてはこれが初めてではありません。同社は、2019年からヘッドホン市場への参入を試みており、その開発過程で数多くの製品を開発してきたのです。しかしどれも日の目を見ることがなかったので、リリースするとなれば大きな期待とともに迎えられることでしょう。
昨年SonosがBluetoohオーディオ製品開発企業のT2 Softwareを買収したときにも報じられ、いよいよリリースに向けて現実味を帯びてきたとも考えられます。
Sonos初のヘッドホンはどんなものか
さて、そんなSono初となるヘッドホンについてわかっていることはさほど多くはありませんが、現時点で報じられていることをまとめてみましょう。
デザインはオーバーイヤーデザイン(いわゆるヘッドホンと呼ばれる耳を覆うタイプ)となるとのことで、AirPods Maxとの競合が予想されます。
価格は400~500ドル(約5万9000円~7万4000円)の間で、カラーバリエーションは白と黒とのこと。
さらに、ワイヤレススピーカーなどのSonos製品と同期ができ、音声入力によるコントロールができるそうです。
Sonosは、ユーザーがスマートフォンからヘッドホンをコントロールするアプリもリリースする予定。ヘッドホンでの音声コマンドは、既存の音声対応スピーカーのSonos Voice Controlと同様のものになるとのことですが、こちらは2024年後半にアップデードバージョンが発表されるようです。こちらはどんなものになるかの詳細はまだわかっていません。
ヘッドホンは、2024年の4月ごろに発売される可能性が高いとのことです。
2024年以降に新製品をいろいろ出す予定
さて、Sonosは初となるヘッドホンに加えて、2024年以降にさまざまなオーディオ周辺機器の新製品を発表予定ともBloombergは報じています。
ヘッドホンと同様に最も注目されているのはTVセットトップボックスの発売です。こちらはApple TVやRokuと競合となるでしょう。こちらは、2024年末の発売となる予定のようです。
さらにSonosは、ハイエンドの新たなサウンドバー、サブウーファー、天井埋め込み型のスピーカー、ポータブルスピーカー「Roam」のアップデート、「Era 100」の企業向けバージョンなどを今後発売するそうです。