マウス下にある充電ポート、みんな嫌いみたいです。
エンジニアのIvan Kuleshovさんが、AppleのMagic Mouseを大ハック! できあがったのは、ユーザーフレンドリーなエルゴノミクスマウス。実は、Kuleshovさんは以前にもMac miniをPower over Ethernetで動作するようにハックしている方です。
Magic Mouseは、充電ポートがマウスの下にあるため、充電中はマウスを使用できないという問題などもあり、使い勝手が良くないという評判。しかも、ほとんどのAppleの周辺機器が既にType-Cに切り替わっている中、まだLightningポートのままです。
どんなマウスに仕上がった?
KuleshovさんはDIY「世界で初めての弱点のないエルゴノミックなMagic Mouse」をXに投稿。「作業中もUSB-Cで充電できる」改造をしているとのことです。また、Magic Mouseをはめ込む土台の部分も満足の行くものをたくさん試作している様子なども投稿しています。
電源に接続すると「バッテリーが直接充電され、マウスが充電中でも電源が切れないように再設計しました。OSはマウスがバッテリー駆動であると思っていても、パーセンテージは増加します」と説明しています。他にも、「センサーはMagic Mouseと同じように机にぴったり接触していて、隙間や鏡などはなし」とのことです。
デザインもプラスで
マウスの動作を示す動画や分解の様子も投稿しています。最後の投稿では、ブラックとシルバーの色のバリエーション、さらにはマウスが光る仕様にもしているようで使い勝手も良くなり遊び心までプラスされています。Kuleshovさんによるとまだ改善の余地があるとのことで、これからも改造は続きそうです。近日中にウェブサイトとGitHubでこのプロジェクトの内容を共有するそうです。
Magic Mouseの充電ポートがマウスの下についていることでイラついている人は相当多いようで、以前にも有名なYouTubeチャンネル「Unnecessary Inventions」のMatty Benedettoさんも、充電しながらマウスが使えるように3Dプリンターで土台を作った動画を投稿しています。