MLBのロサンゼルスエンゼルスに所属する大谷翔平選手がシルバースラッガー賞にDH部門にノミネートされました。エンゼルスからはドルゥーリー選手もノミネート。シルバーと聞くと「ゴールデンじゃないの?」「シルバーだから2位?銀?」と野球に詳しくない方は思うかも知れません。シルバースラッガー賞の歴史にも触れつつ、今回大谷選手が受賞するのかどうか予想していきます。
目次
シルバースラッガー賞って何? ポジションごとの賞。
シルバースラッガー賞とは、各リーグのポジションごとに最も優れた打者を選出するというもの。つまり各リーグごとに打撃でのドリームチームを作ろうといったもの。打撃最強チームを決めるという事で、これに選ばれる事はリーグを代表する打者である事の証明となります。
Congratulations to Brandon Drury and Shohei Ohtani on being named 2023 Silver Slugger Award finalists! pic.twitter.com/rZDKjRdKQN
— Los Angeles Angels (@Angels) November 2, 2023
シルバースラッガー賞の歴史。元々はバットメーカーが始めたもの。
シルバースラッガー賞は、元々バットメーカーが1980年に始めたものでした。現在は各チームの監督とコーチの投票によって選出されるように変更になっています。当時はDH制が無かった事から、ピッチャーが受賞する事もありましたが現在はDH制が導入されて受賞はなくなりました。ユーティリティープレイヤーの部門も新設される等、次々新しい変化をしている賞です。
過去の受賞者。最多受賞はバリーボンズ選手。
最多受賞選手はバリーボンズ選手の12回。選手としてのキャリアを考えると、12回はとんでもない数字です。継続して偉大な打者で在り続けた証拠。エンゼルスのマイクトラウト選手は、2012年から5年連続受賞する等輝かしい功績を収めています。歴史的選手が受賞しており、大谷選手は2021年にDH部門で受賞。今回で2度目の受賞を目指します。
今回のDH部門ノミネートは二人。大谷選手とアルバレス選手。
大谷選手の成績は打率0.304。95打点、44HR。OPS1.066。アルバレス選手は打率0.293。97打点、31HR。OPS0.99となっています。数字上では大谷選手が上回りますが、監督・コーチが二人の打撃をどう見るか。数字上では受賞する可能性は高い状況です。
発表はいつ? 決定が楽しみ!
2022年は11月10日にシルバースラッガー賞を発表。今年も大体近い日程になる事が想定されます。過去にはイチロー選手も3度受賞しているシルバースラッガー賞。大谷選手が2度目の受賞をする所を目撃したいですね! 賞の発表を楽しみに待ちましょう!