安心してください、自転車ですよ。
道路交通法では「軽車両」に位置付けられる自転車。2023年4月には、自転車利用者のヘルメット着用が努力義務になったことも話題になりました。そんな中、一風変わった電動アシスト自転車が日本初上陸したみたいです。
バイクみたいなYADEAの電動アシスト自転車
YADEA JAPANから2023年9月11日に発売された電動アシスト自転車「TROOPER-01(トゥルーパー)」。
YADEAとは電動キックボードなどを展開する、電動二輪モビリティ世界最大手の香港の上場企業。2001年の創業以来、6年連続で販売台数世界一位を誇る、業界を牽引するメーカーです。日本では、1956年創業の長谷川工業株式会社と戦略的なパートナーシップを結び、2023年7月、道路交通法改正に合わせた日本モデルの電動キックボード「KS6 PRO」を発売しました。
そんなYADEA JAPANより、この度日本初上陸したのが電動アシスト自転車の「TROOPER」。バイクのような見た目に戸惑ってしまいますが、普通自転車と駆動補助機付自転車の型式認定を取得した、「自転車道」や「自転車が走行できる歩道」でも走行できる一台です。
見た目も中身もパワフルです
見た目の頑強さを裏切らず、500W(原付一種同等)のパワフルなモーターと6時間で満充電の大容量バッテリーを搭載。最大航続距離は90kmと、新宿から箱根くらいまでは行けちゃうパワフルさを持ち合わせています。とはいえ、普段使いでそんなに走る必要もないのが現実的なところですが、充電回数が少なく済むことでバッテリーの劣化を防げるのもうれしいところ。
普段使いでの坂道走行が楽なのはもちろん、20インチの極太タイヤと前後のサスペンションで衝撃を軽減することで、多少の悪路でも走行できるようになっています。
ハンドル部分には液晶ディスプレイを搭載。アシストレベルの切替や、電源のON/OFFを操作できるほか、走行距離や充電残量も一目でわかるように。
ブレーキは前後ともに、自動車やオートバイでも使用される油圧ディスクブレーキを採用。これにより、軽い力でピタッとストップできるようになっています。
あまりのパワフルさから忘れてしまいそうですが、あくまで「電動アシスト自転車」なので、うっかり車道の真ん中を走らないようにお気をつけください。