米国防総省がUFOなどの未確認異常現象公開ページを開設

もう都市伝説とは言わせません!

UFO(未確認飛行物体)と言えば、映画や小説だけの話だと思っていませんか?

昨今、元アメリカ軍関係者は、政府が意図的に情報を隠蔽していると告発しています。

これに応える形で、アメリカ政府がUAP(未確認空中現象:未知の自然現象などを指す用語)について公式に情報公開するページを開設しました。

公開までの経緯

2023年6月に、元空軍でUAPの分析に携わった人物が、政府機関はUAPの情報を違法に隠蔽していると告発がありました。

宇宙船のような機体からパイロットの遺体なども発見されていると主張し、地球外生命体はいるとも断言しています。

さらに、同年7月に米下院でUFO(未確認飛行物体)に関する公聴会が開催されています。

そこで元海軍パイロットはUFOの目撃証言とともに、政府は情報を隠蔽していると同様の発言をしています。

国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は

UAPが軍の訓練や作戦に影響している事実はあり、安保問題として注目する価値はある。

と述べています。

このような背景から情報公開への機運が高まり、今回の発表に至ったと見られます。

これからどんな情報が公開される?

2022年にも米国防総省からUAPの情報は公開されており、同年の8月時点で510件あったと発表されています。

公開されるページでは、これらの情報更新と合わせてこれまでに蓄積されてきた情報が随時更新されると予測されます。

ちなみに、UAPはUFOの代替としてNASAが新たに採用した未確認現象の名称です。

UFOという単語は、皆さんも知っての通り都市伝説や陰謀論としてのイメージがついていることから、改称でそのイメージを払拭する意図があるようです。

これから公開される情報に注目です。

Sorce: NIKKEI, 2, 産経新聞,米国防総省,AARO