スピードワゴン、「あま~い!」誕生秘話明かす きっかけはアンジャ渡部の「先見の明」

J-CASTニュース

   お笑いコンビ「スピードワゴン」が、テレビプロデューサー・佐久間宣行さんのYouTubeチャンネルにゲストで出演。十八番ネタ「あま~い!」の誕生秘話を明かした。

  • 写真:つのだよしお/アフロ

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きっかけは「アンジャッシュ」渡部さん

   2023年7月8日に公開された動画で、トークゲストとして出演した「スピードワゴン」。結成した経緯や、お笑いコンビ「バナナマン」のネタを見てコントを辞めて漫才に特化するようになったこと、2人が考える「最強ピン芸人」など、さまざまな「ガチ」お笑いトークを展開していった。

   十八番ネタ「あま~い!」が誕生した背景についても語られた。このセリフは、コント漫才のなかで使用されるツッコミ言葉で、ボケの小沢一敬さんが女性に対して甘い言葉を言い、ツッコミの井戸田潤さんが「あま~い!」と絶叫しつつツッコミを入れる定番のネタである。誕生したのは2004年、昔から仲が良くて同じ仕事が多かった「アンジャッシュ」渡部建さんがきっかけだったという。

   当時、小沢さんと渡部さんは女性のいる飲み会に参加。そこで小沢さんが女性に対して、甘い言葉をささやくと、女性から「小沢さん、甘い…!」と反応が。これを見ていた渡部さんが「オザ、これだったら無限に言えるんだから、これで漫才作ってみたら?」と提案し、小沢さんがネタ作りに取り掛かったという。

   後日、井戸田さんと稽古を開始するが、「甘い」の言い方は「甘い…。小沢さん甘い…!」と、女性同様にキュンとしたような言い方。しかし本番当日、小沢さんがボケると、井戸田さんがアドリブで「あま~い!」と突然絶叫しだした。小沢さんは当時を振り返り、「(客席が)ドンッて沸いて、俺、潤(のこと)天才だと思ったもん」と笑い、井戸田さんは「そんなアレはなかったんですけど、なんか叫んだほうがいいだろうなと思って」と感覚的なものだったと告白。「女の子みたいに『甘い…』だけだと迫力ないないと思って。それ稽古中から思ってたんですけど」と明かすと、小沢さんは「(稽古中に)言えよ」と苦笑いするのだった。

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