軍事の世界にもEVの波がきているのですね。
ゼネラルモータース（GM）グループの軍事製品部門であるGM Defenseが、GMCのハマーEVピックアップトラックをベースとしたeMCV（電動軍用コンセプト車両）を発表しました。いやー、なんと雄々しいクルマだろうか。
車重4トンもありながら3モーター・1,000馬力というパワーユニットを採用していたハマーEVピックアップトラックは、静かでありながら堅牢なオフロード走破性能を持った稀有な1台。eMCVはコイツを素材として、60%の激坂を登れる能力も身に着けます。推定値では、時速0～60マイル（100km）加速が3秒という化け物パワー＆トルクの持ち主。一言でいえばモンスターです。
ドアや窓ガラスがないから、ゾンビに襲われたときの生存率は低いかもしれないけど、静かに目的地まで達して部隊を展開できるスキルは新しい軍用車のカタチとなるかも。あくまでコンセプトモデル、実証実験を行なうためのデモンストレーション用のクルマとなるため、実際にアメリカ陸軍がGM DefenseからEVを導入する際には、もっともっと進化したモデルとなっていそうですよね。
Source: GM AUTHORITY