「共依存」という言葉を聞いたことがありますか??
共依存関係とは、互いに過剰に依存しあう関係のことで、家族や恋人、友達関係でも起こりえます。
カップルの中には、「共依存カップル」と呼ばれる人達もいて、そういった人達は歪な関係を続けながら2人だけの世界に閉じこもってしまうことが多いです。
今回は、そんな共依存カップルの特徴について紹介していきます。
当てはまったら要注意です。
目次
相手のことしか頭にない
共依存カップルの特徴としては、相手のことしか頭にないということが挙げられます。
学校や職場など様々なコミュニティーで生きている中で、色々な人とかかわる機会がありますよね。
共依存カップルの場合、外部の存在に興味がなく、2人だけの世界に入り込むので周りが見えなくなってしまいます。
第三者に「あなた達の関係はおかしいよ」と言われたとしても、聞く耳を持たないため、歪んだ関係のまま交際を続けてしまうことも少なくありません。
2人の世界にどっぷりハマった結果、健全な社会生活を送れなくなってしまうカップルも多いです。
他の予定よりも恋人との予定を優先する
共依存カップルの場合、家族や友人との関係よりも恋人との関係を優先します。
当事者同士は、無意識ですが、周りの人からすると自分との関係を蔑ろにされていると感じたり、心配になることもあるよう。
恋人との関係が何より大事で、優先順位が結果高くなるため周りの人との人間関係に支障をきたすことも多くなります。
常に一緒にいないと不安になったり、他の予定を優先すると相手に嫌われるのでは…??とネガティブに考えてしまうのが原因。
この場合は、負のスパイラルを断ち切らなければ、余計に共依存関係に拍車がかかるため、気づいた時点で修正する必要があります。
恋人のことがいくら好きだとしても、毎回恋人との約束を優先したりするのは控えた方が良いでしょう。
俯瞰して考えることが大事です。
相手基準で物事を考える
共依存カップルの場合、相手基準で物事を考えることが当たり前になってしまいます。
行動の基軸が相手ありきで考えるようになるため、周囲から心配されることもあるよう。
メイクや服装、言動、行動など相手の反応を見ながら決める癖がつくため、自分主体で決めることができなくなってしまいます。
周囲の人からは、交際相手にコントロールされているのでは?と心配されることもあり、健全な状態とは言えないでしょう。
なかなか別れられない
共依存カップルの場合、なかなか別れられない状態になります。
別れを考えただけでパニックになってしまう、別れ話になると相手を全力で引き留めてしまうなど、「別れ」を全力で阻止するように。
普通のカップルと違い、共依存カップルの場合、別れ話になると大喧嘩に発展したり、どちらかが手を出してしまうなど、揉め事に発展することも。
付き合いの期間が長ければ長いほど、お互いの依存度も高くなるため別れることも難しくなるでしょう。
相手に尽くしすぎる
共依存カップルの場合、相手についつい尽くしすぎてしまうことも。
「嫌われたくない」「もっと好かれたい」という思いから、自分の身を削ってでも尽くしてしまったり、世話を焼いてしまうなども。
中には、過度の不安から束縛によって相手の行動を制限する人もいます。
尽くす側は献身的に寄り添う自分に自己陶酔し、尽くされる側は大事にされている自分に満足してしまうため、依存関係がなかなか解消できないのです。
共依存カップルの場合、健全な恋愛がなかなかできず、無意識下で依存しあう関係を望み合っているため、不健全な恋愛が続くことに。
どちらかが「このままじゃいけない…….」と気づくまでは、泥沼化した交際を続けることになるでしょう。
日常生活に支障をきたすほど、恋人に依存している
共依存カップルの場合、仕事中なのに恋人のことを考えてしまい集中できない、スマホで常に連絡を待っているなど日常生活に支障をきたすことも。
常に恋人の存在が頭にあり、何事も集中できなくなってしまうため、生活の質が落ちることもよくあります。
特に仕事に支障をきたしている場合、重大なミスにつながることもあるので、要注意です。
周囲の人からも、「なんだか話していても上の空だな……」「なんかあったのかな……」と心配されてしまうほど、様子がおかしくなることも。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、共依存カップルの特徴6つをご紹介しました。
男女が愛し合うことは素敵なことですが、共依存カップルの場合は健全な恋愛とはいえないため、気づいた時に歪んだ状態から脱却する必要があります。
行き過ぎた独占欲は、自分だけでなく相手も苦しい思いをすることが。
お互いが尊重し合い、自由を奪わないことこそが真実の愛といえます。
今現状、共依存の関係で悩んでいる方は一度冷静になってみて、彼氏・彼女とよりよい関係を築けるように努力することが大事です。
皆様が良い恋愛ができるように心から祈っております。