立憲・泉氏、市民連合介した候補者調整「あり得る」 発言を共産党が批判「筋が違う」

J-CASTニュース

   次期衆院選をめぐって野党間の候補者調整に否定的だった立憲民主党の泉健太代表が、解散が若干遠のいたことを機に前向きな発言に転じつつある。ただ、その方法論をめぐって共産党は批判的で、現時点で落としどころは見いだせていない。

   泉氏は2023年6月30日の記者会見で、いわゆる「野党共闘」を求めている市民団体「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)を介する形であれば、候補者調整は「十分にあり得る」と述べた。共産党の小池晃書記局長は、この発言を「筋が違う話」だと主張。他党との候補者調整を否定した発言を先に撤回すべきだとした。


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泉氏の発言が「今の共闘をめぐる障害」に

   泉氏は記者会見で次のように述べ、政党間ではなく、市民連合を介する形であれば候補者調整の余地があるとの見方を示した。

「これまででいえば、『市民連合』が政策をいくつか掲げ、そこに賛同する政党がいくつか名前を連ねるという中で、その(候補者)調整というものを行ってきたケースもある。これは『政党と政党の』というよりも違う形のものになるが、そういうものは十分あり得ると考えている」

   これを7月3日の記者会見で「筋が違う話だというふうに思う」と批判したのが共産・小池氏だ。小池氏によると、他党との選挙協力を否定した泉氏の発言が「今の共闘をめぐる障害」になっている以上、

「まず党首として、政党の責任でこの発言を撤回し、障害を取り除く必要があると思う。自ら作った障害だから、やはり党首自らが取り除くというのが筋ではないか。それ抜きに『市民連合を介して』というのは、私は、これは筋が違う話だというふうに思う」

というわけだ。

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