NZXTは21日(米国時間)、ゲーミングオーディオ製品シリーズ「Relay」を発表し、同シリーズのゲーミング製品として、ヘッドセット「Relay Headset」、アクティブスピーカー「Relay Speakers」、アクティブサブウーファー「Relay Subwoofer」、オーディオインターフェイス「SwitchMix」の4製品を米国で発売した。
なお、日本でも販売される予定だが、発売日および価格は未定となっている。
Relay Headset
Relay Headsetは、フラットな周波数特性を持ち原音を忠実に再現するという40mmドライバーを搭載した、ハイレゾ対応ゲーミングヘッドセット。再生周波数帯域は20~40,000Hz、全高調波歪率は1%未満で、特定の音域が強調されずにゲーム本来のサウンドバランスで楽しむことができるという。
重量は269.5gと軽量で、ヘッドバンドは形状記憶素材を使用し、イヤーパッドにはやわらかな肌触りで高い遮音性と耐水性を実現したレザーレットカバーを採用することで、長時間の使用でも疲れにくく優れた快適性を実現しているという。
コード部分には、音量調節やマイクのオン/オフが操作できるコントローラを搭載。マイクは着脱式の単一指向性で、先端にポップフィルタを備える。また、設定ソフトのCAMにより、サラウンド技術のDTS Headphone:Xに対応するほか、10バンド対応のイコライザ機能を設定できる。
カラーはホワイトとブラックの2色を用意し、接続方式はUSB Type-Aと3.5mmオーディオジャックの2種類。価格は99.99ドル。
Relay Speakers
Relay Speakersは、76mmのグラスファイバーウーファーと20mmのシルクドームツイーターを搭載し、ゲームサウンドを低音から高音まで明瞭に表現できると謳うゲーミングアクティブスピーカー。
MDF材を使用した筐体は歪みを最小限に抑える設計で、スピーカーとの組み合わせにより広いダイナミックレンジを実現。PCデスク上でのニアフィールドスピーカーとしての使用を想定し、近距離での音の立体感を重視しており、ゲーム用途に好適とする。
本体が115×159.9×186mmと卓上サイズでありながら、ピーク出力は左右あわせて80Wで、部屋全体をカバーするようなサウンド出力が可能だという。
カラーはホワイトとブラックの2色を用意し、入力は3.5mmミニジャックとRCAピンジャックの2系統。再生周波数帯域は70~20,000Hz、重量は3kg。価格は249.99ドル。
Relay Subwoofer
Relay Subwooferは、地響きのような重低音を実現するという165mmの大口径スピーカーユニットを搭載したコンパクトなアクティブサブウーファー。ピーク出力は140Wで、Relay Speakersなどのオーディオ環境に追加することで低音を強化できる。
スピーカーユニットを下に向けて搭載することで、重低音を効果的に部屋中に広げるダウンファイヤリング方式を採用。位相とクロスオーバーの調節機能も備え、設置する場所やスピーカーの再生周波数範囲に最適化できる。
入力はRCAピンジャックで、再生周波数帯域は45~150Hz。本体サイズは211×312.5×254mm、重量は4.9kg。価格は149.99ドル。
SwitchMix
SwitchMixは、96kHz/24bitのハイレゾ音源に対応し、DTSの7.1chサラウンドサウンドもサポートする、ヘッドセットスタンド付きのゲーミングオーディオインターフェイス。
マイク音声とゲームサウンドをミックスできるミキサー機能を搭載。音量調節やミュート、ヘッドセットとスピーカー間のサウンド出力の切り替えができるノブや、マイク音声とゲームサウンドのミックス割合を変更できるフェーダーを本体に備える。
ヘッドセットスタンドには、ヘッドセットをスタンドに置いたり取り外したりすると、ヘッドセットとスピーカーとの間でサウンド出力先が自動で切り替わる機能を装備する。
PCとの接続はUSB Type-Aで、ヘッドセットとスピーカー用に3.5mmミニジャックを2ポート備える。重量は本体が280g、スタンドが413g。価格は129.99ドル。
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