プロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」が2023年6月22日、所属メンバー「DoLisu」さんについて21日の配信で「著作権侵害コンテンツ(いわゆる違法サイト)を閲覧していたこと」が確認できたとして、ツイッターで謝罪した。
同チームは事態を重く受け止め、2か月間の基本報酬を「100%カット」するなどの処分を下したという。本人も謝罪ツイートをしている。
処分は配信活動の禁止も
同チームのオンライン対戦ゲーム「IdentityV第五人格」部門のツイッターアカウントが22日、同部門に所属するDoLisuさんの21日の配信に関して「不適切な行為が確認された」とメッセージ画像で報告した。
「本人への事実確認の結果、DoLisuが著作権侵害コンテンツ(いわゆる違法サイト)を閲覧していたことが確認できました」と説明し、次のように見解を伝えた。
「競技活動だけでなく、いちクリエイターとしても活動している身にも関わらず創作物の権利を軽視する振る舞いは大変軽率であり、当チームとしては自覚と責任に欠ける行動であったと重く受け止めております」
処分として、2か月間の基本報酬を「100%カット」するとともに同期間の配信活動を禁止し、SNS活動に関しても「競技活動およびリーグによって定められた最低限の投稿のみを許可」するとした。
公式サイトによると、第五人格部門は6月10日から7月30日にかけて開催の国内リーグ「2023 Identity V Japan League Summer」に出場している。賞金総額は1200万円だという。
本人には著作権制度の考え方を含めて改めて教育を施し、再発防止のため他の所属メンバーに対しても啓蒙活動を継続的に実施するという。
「このたびはZETA DIVISIONを応援してくださるファンの皆様をはじめ、各位にご迷惑をおかけしてしまったことを、心より深くお詫び申し上げます」