Fire TV Cubeで使える多機能リモコン「Alexa対応音声認識リモコン Pro」で、もっと気持ちよくコンテンツを視聴しよう【自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!】

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今回は「Alexa対応音声認識リモコン Pro」を紹介しよう

 Amazonの「Fire TV Cube(第3世代)」の使いこなしを、本コーナー第130回から紹介しているが、今回からは、Fire TVシリーズで使える別売りの多機能リモコン「Alexa対応音声認識リモコン Pro(以下:リモコンPro)」を紹介していこう。

 リモコンProは、Fire TVシリーズ本体とは別にリモコンのみで販売されているオプション。標準のリモコンより高機能になっていて、必要に応じて交換や追加して使う。通常の販売価格は3980円。

Alexa対応音声認識リモコン Proを、新たにCubeに追加して便利に活用しよう

多数の便利機能でコンテンツ視聴を快適にできる

 リモコンProの特徴や、標準のリモコンにはない機能は、以下のとおりだ。ホームシアターのような空間やヘッドホンを使う場合など、さまざま環境で、コンテンツの視聴をより気持ちよく、快適にする機能が備えられている。

Cube付属のリモコンよりも小型化

 第3世代Cubeにはやや大きめのリモコンが付属する。リモコンProは従来モデルのリモコン並みで、ややコンパクトだ。

中央がリモコンPro。右がCube付属のリモコン。左はFire TV Stick(第3世代)付属のリモコン

2つのカスタムボタンを利用でき、「TVer」専用ボタン付きモデルもある

 4つのサービス専用ボタン(Prime Video、Netflix、Amazon Music/TVer、ABEMA)のほかにカスタムボタンが2つ用意されていて、好きな機能を割り当てられる。専用ボタンは、Cube付属のリモコンだとPrime Video、Netflix、Amazon Music、ABEMAの4つだが、このAmazon MusicがTVerに入れ替わったモデルも用意されている。

TVer専用ボタン付きのリモコンPro。[1]と[2]の丸いボタンがカスタムボタンだ

全ボタンにバックライトが点く

 全てのボタンに自照式のバックライトが付いており、暗い部屋で見やすくなる。部屋を暗くして映像を視聴するプロジェクターユーザーにはうれしい機能だ。

全てのボタンにバックライトが付いて、薄暗くても判別しやすくなった

Bluetoothヘッドフォン用のボタンが追加

 Bluetoothヘッドフォンのペアリングを切り替えるボタンがある。第145回でBluetoothヘッドフォンのペアリングを実践しているが、接続専用メニューが画面右に表示されるようになり、設定したヘッドフォンを簡単に選択できる。

右上にBluetoothヘッドフォンのペアリング用ボタンが付いた

音声でリモコンを探せる

 「アレクサ! リモコンを探して」で、リモコンProから音を発して場所を教えてくれる。行方不明になったときにも探しやすい。

 以上、列挙してみると、便利になるポイントが意外と多い。ボタンのバックライトはリモコンを持った(動かした)時点で点灯するので、操作時には光ったボタンを押すことができとても使いやすい。また、民放番組の見逃し配信を無料で行っている「TVer」専用ボタンは、待ってた人は多かったのではないだろうか。このあたりにビビッときたら、購入を検討してみてほしい。Amazonのセールでディスカウントになるのを待つのも手だ。

 接続したテレビの電源と音量調節やミュート、設定、Alexa呼び出しといったボタンは変わらず付いている。1つだけ標準のリモコンにあってリモコンProで省略されているボタンがあり、それがタスク切り替えのボタンだ。とはいえ、リモコンProのカスタムボタンこに「Recentsを開く」を割り当てれば、同じことができる。

 このほか、赤外線送信部や選択ボタンの形状が異なっていたり、前面周囲がエッジがあり、背面の前後がさらに丸みを帯びたデザインになるなど細かな変更もある。

よく見ると赤外線送信部や選択ボタンの形状が異なっていたり、周囲がエッジのあるデザインになるなど細かな変更もある。右がリモコンPro

背面のデザインも変更になっている。手前がリモコンPro

 前述のように、4つ付いている専用ボタンがTVerか、Amazon Musicかで2種類の製品があるので、好みに応じて間違えないように購入してほしい。価格は同じだ。

 リモコン登録に対応している本体は、Fire TV Cube(第3、2世代)、Fire TV Stick 4K Max、Fire TV Stick 4K、Fire TV Stick(第3、2世代)、Fire TV(第3世代、ペンダントデザイン)だ。Echo Show 15のFire TV機能操作には対応していないので注意してほしい。詳細はこちらのページで確認できる。

 次回は、このリモコン Proを実際に登録して使ってみよう。

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