PASMOのエラーを解決した「謎のシール」が話題 – 一体、どんな仕組みなの?

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通勤・通学に利用する乗車券や定期券としてだけでなく、コンビニや売店などの支払いにも利用できる、便利な「交通系ICカード」。最近は、スマホに連動させている方も多いかもしれないが、誰しも一度は、カード型のものを利用したことがあるのではないだろうか。

2023年6月9日に投稿された、こばやし ‘にらたま’ けんいち@Niratamaさん「いつものようにPASMOできっぷ買おうとしたらエラーでて、駅員さんにみてもらっても改札では正常に読めるという怪現象。駅員さん曰く「磁気が弱くなってるのかも」で謎のシールをPASMOに貼ってもらって認識されるようになったけどどういう仕組みだコレ」というツイートには、謎のシールが背面に貼られた交通系ICカードの画像が添えられていた。この投稿には、なんと2.5万件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。

今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。

謎のシールでPASMOの不具合が解決!

ツイートによると、投稿者のこばやし ‘にらたま’ けんいちさんは、交通系ICカードのPASMOで切符を購入しようとした際に券売機でエラーが起き、急遽駅員さんに相談することになったそうだ。

その後、改札機では正常に読めることが判明したのだが、磁気の力が弱くなっている可能性があることから、応急処置として謎のシールをPASMOの背面に貼ってもらったそうである。シールを貼ってからは、きちんと券売機でもPASMOがエラーにならずに認識されるようになったらしいが、このシールの仕組みが気になって仕方ないとのこと。

PASMOに貼られたいう謎のシール
(画像は「こばやし‘にらたま’けんいち(@Niratama)」さん提供)

謎のシールは、PASMO背面の右上に沿うように貼られており、黒いバーコードのようなものが書かれた、ごく普通のシールのようだ。

駅員さんは、このシールをこばやし ‘にらたま’ けんいちさんのPASMOに貼る際に、「これでダメならPASMOを交換してもらってね」といった趣旨のことを付け加えたそうなのだが、そもそもこのシールは一体、なんなのだろうか。

謎のシールに、磁気は直接関係ない!?

このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「ちょっとレアなシールいいな」と、特別感のあるシールに憧れを持つ声や、「ヘッダがここに入っていて、それの読み込みを促すことで、あとはデータ訂正に期待させるとか?」「応急処置とはいえ、こんなもので動くようになるんですね。シールに含まれた金属がアンテナのように働き、ICカードの動作に必要な電気を補助している、とかでしょうか。」といった、シールの仕組みを推測する声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられている。

しかし、コメントの中には「上の黒い部分で読み取ってるので、そこが削れてると弾かれるらしいです。なお、黒のマーカーで塗りつぶしても行ける時があります。」といった気になる情報もあがっていた。実際にリプライ欄で公開されている投稿者のPASMOは、経年劣化で黒い部分が少し剝げかけている。
謎のシールはどうやら、ただの識別目的で貼られているものらしく、やはりシール自体に磁気のパワーはないようだ。

使い込んだ交通系ICカードは、無料で新品に交換可能

投稿者のこばやし ‘にらたま’ けんいちさんも、使い込んだPASMOは最終的に、新しいものに無料で交換してもらったとのこと。新しいPASMOは、番号こそ変わるものの、 残高や履歴はきちんと残っているそうなので、もしも、皆さんのPASMOも読み込みにエラーが頻発するようであれば、新しいものに交換してもらうのがオススメだ。

ただし、使っている交通系ICカードが期間限定デザインのものなどの場合は、今回のようにシールで応急処置するという方法があるのも、一応、覚えておくと便利かもしれない。

交通系ICカードの券売機読み込みエラーが、謎のシールで解決したことを報告する今回のツイート。使い込んだ交通系ICカードというものは、券売機にとってもあまりよくないので、特別カードに思い入れがない場合は、新品に交換してもらう方がよいだろう。そうすれば、こちらもエラーが起きるかもしれないというストレスから、早急に解放されるはずだ。

※サムネイル画像(Image:「こばやし‘にらたま’けんいち(@Niratama)」さん提供)

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