※2008年8月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。 あの頃を思い出してご覧ください!
Appleから、ケータイ電話「iPhone」が発売されましたね。という説明もまどろっこしいほどに、先日の日本発売フィーバーは記憶に新しい。
私も、先日ドイツに行った折、居合わせたイタリア人夫婦がiPhoneを見せてくれたときは興奮した。写真が、指で、あんなことに!うひゃあ。
・・・ケータイを買い替える予定はないので今は心穏やかでいられるが、もしいずれ次のケータイを選ぶことになったらきっとこれは、突如として視野に入ってくるだろう、なんとしても欲しくなるだろう、という予感はする。
と長々書いているが、そのココロは「手に入るなら欲しい」だ。逃げも隠れもしない。欲しい。
でもなにぶん高いので、仕方なく「糸と針」でしのぐことにした。
エクセル大活躍
というわけで「ビーズ織り」の登場だ。布の折織り機みたいなものでビーズを縦横に織っていく手芸だ。以前にも「iPod欲しいけどビーズでガマン」みたいな記事を書いた。そのころから進歩がないのだと思うと焦りもするが、とにかくそのときにビーズ織りのノウハウは取得した。
だが肝心なのは「織り図」だ。写真をどうやってビーズ織りに適したドット絵に加工していくか。フォトショップを使う手もあろうが、私はもっぱらエクセルに頼っている。これがあーた、なかなか大変なんですよ。
○○の恩返し
織り図では、44本の縦糸が必要なのだが・・・自分の持っているビーズ織り機では29本しか渡せない。なので自作することにした。
以前聞いたところによると、専用の織り機がない場合は、お菓子の箱で代用できるという。どんなものかは具体的にわからないが、経験上こんな感じのものだろう。
1段織り終わるごとに、横糸を手前にトントンと指で寄せていくのは楽しい。まさに織物を織っている感触に近い(織物を織ったことはないが)。
iPhoneの幅は約6cm、長さは約11cm。そして慣れない自作織り機での作業。最後、余った糸を引っ張っての調整作業。そんなこんなで、作り始めてからすでに7時間が経過した。