共演俳優に暴行、一般女性宅にお泊り…永山絢斗の兄・瑛太の危険な素行、酒癖の悪さも


永山瑛太のInstagramより

 16日未明に大麻取締法違反の容疑で警視庁に逮捕された俳優の永山絢斗。兄で俳優の永山瑛太は同日、報道陣の取材に応じ、「俺は許さない、それだけですね。フォローするのどうのとか関係ないですから」と実弟に対し厳しい姿勢を見せたが、瑛太も過去には俳優の錦戸亮への暴行騒動や、妻で歌手の木村カエラ以外の女性宅でのお泊りデートなど、スキャンダルが世間を騒がせたことは一度や二度ではない。そんな「危険な兄弟」の素顔はいったい、どういうものなのか――。

 兄の後を追うかたちで2007年にテレビドラマ『おじいさん先生』(日本テレビ系)で俳優デビューを果たした永山絢斗は、10年公開の『ソフトボーイ』で映画初主演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以降はNHK連続テレビ小説『おひさま』『べっぴんさん』やNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』、映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』『真田十勇士』、連続テレビドラマ『初めて恋をした日に読む話』『リバーサルオーケストラ』など数多くの話題作に出演。仕事は順風満帆だった。

「連ドラ初主演作の『モザイクジャパン』(WOWOW/14年)で絢斗は、ひょんなことから男性向けコンテンツ業界に足を踏み入れて翻弄されるという難しい役を演じたが、この役が見事にハマり、ドラマや映画に徐々に起用されるようになっていった。その後、『ドクターX〜外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)や『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)といった人気作にも出演し、もちろん絢斗本人がきちんと好演し期待に応えられた部分はあるものの、幸運にも良い作品に恵まれてきた。それだけにもったいない」(映画業界関係者)

 人気俳優だけに、逮捕を受けて早くも各方面は対応に追われている。24年のNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演予定だったが、NHKは16日、絢斗の所属事務所から出演辞退の申し出があったことを発表。また、現在上演中の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』に出演しており、今月30日に公開予定の同作後編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』にも出演している。

「絢斗は重要な役どころで出演しているとのことだが、作品が大作ですでに劇場のスケジュールもおさえられており、公開まで10日ほどしか猶予がないことを考えれば、公開中止は困難。有料でチケットを購入した客しか観られないという特性もあり、予定どおり公開したとしても世論の理解は得られるのでは」(映画業界関係者)

 そんな絢斗の不祥事に前述のとおり厳しい言葉を投げかけた瑛太だが、彼もまたトラブルメーカーとして知られる。

「絢斗の所属事務所であるパパドゥに先に所属していたのは瑛太だったが、瑛太のほうは2年前に同社を退所している。同社所属の他の俳優の顔ぶれをみると伊武雅刀や黒木華など品行方正な本格派ばかりで、何かとトラブルを起こす瑛太に事務所も手を焼いていたもよう」(週刊誌記者)

 当サイトは 2021年3月25日付記事『あだ名は「サイコ」…永山瑛太が事務所退所、危険すぎる素行 有名な酒癖&女癖の悪さ』で瑛太の素顔について報じていたが、改めて再掲載する。

※以下、肩書・日時・数字等の表記は掲載当時のまま

――以下、再掲載――

 タレントの所属事務所退所ラッシュが止まらない――。

 ジャニーズ事務所を去る決断をした山下智久や長瀬智也(TOKIO)をはじめ、栗山千明、佐藤健、神木隆之介、西野亮廣(キングコング)、中田敦彦(オリエンタルラジオ)、藤森慎吾(同)など、昨年以降、人気タレントが所属する大手芸能事務所を退所する例が相次いでいる。そんななか、俳優の永山瑛太が20年間所属したパパドゥを3月いっぱいで退社すると発表された。瑛太は今後、個人事務所で活動を続けていくという。

 瑛太は4月スタートの連続テレビドラマ『リコカツ』(TBS系)で北川景子と夫婦を演じる。同作は完全オリジナル作品で、自由奔放なファッション雑誌の編集者・水口咲(北川)と航空自衛隊の航空救難団のエース隊員・緒原紘一(永山)が運命的な出会いをきっかけに“交際0日婚”するも、価値観の違いで大げんかに。喧嘩がきっかけで離婚を決意し水面下で“リコカツ”(離婚活動)を始めるも、意外なところからラブストーリーに転換するという奇想天外なドラマだ。

 北川は出産後初、瑛太にとっては4年ぶりの連ドラ主演。2人はCMなどでの共演はあるが“密”な共演は初めてだという。

「ここ数年、瑛太にネガティブな報道が多いことから、北川サイドは簡単には出演オファーに首を縦に振らなかったといいます。ただ、北川自身が瑛太の演技やこれまでの作品に絶大な信頼を持っており、今回共演が叶ったようです」(週刊誌関係者)

 瑛太は2018年、訪れたラウンジで元関ジャニ∞の錦戸亮とケンカになり酔って殴りかかるという暴行沙汰を起こしていたことが発覚。昨年8月には、先輩俳優の吉田鋼太郎ら数人で飲み会を行い、そこで初対面だった女性の自宅に行き、2人で時間を共に過ごしたとも報じられた。ちなみに瑛太には妻で歌手の木村カエラと2人の子どもがおり、もし別の女性と関係を持ったとなれば不倫ということになる。

「錦戸への暴行騒動は、NHKの大河ドラマ出演中の不祥事でした。錦戸は大河の共演者だったことから、瑛太はNHKから厳重注意され、事務所からも相当叱られたと聞いてます。それから2年ほどは仕事も減り、大河出演後の休息期間でもあり、反省期間でもあった。そこへ昨年には不倫報道が出たりして、事務所もここ数年かなり手を焼いているようです。休日も夜通しゲームをしたり飲みに行ったりして、妻のカエラの知人からはあまり評判が良くないみたいです」(業界関係者)

「家族のことで説教されることを嫌うようで、過去に知人から『奥さん、もっと手伝ってやれよ』と言われた際に激怒していた」(瑛太を知る関係者)との声もあるが、瑛太にまつわる良くない話は多い。

「瑛太は酒に酔うと手が付けられないというのは、記者の間では有名です。一般人の女性を交えて飲むこともしばしばあり、そういう時は終始“俺様ムード”で上から目線。さらに木村カエラという妻がいることは誰もが知っているのに、平気で女性を口説くんです。それが結構強引なので、初めて素の瑛太を知った女性のなかには“ホント無理”と嫌いになる人もいる。今回も、瑛太が半ば強引に家に押し掛けたというのが真相かもしれません」(週刊誌記者/2020年8月15日付当サイト記事より)

 そのため、瑛太と飲んだことがある人の間では「“サイコ”というあだ名がつけられている」(業界関係者)というが――。

「瑛太の所属するパパドゥは規模は小さいものの、伊武雅刀や江口洋介、黒木華など本格派俳優が籍を置いている。品行が悪い俳優は瑛太くらいで、プライベートでいつ何をしでかすかわからず危なっかしいだけに、事務所としても去ってくれたほうがありがたいというのが本音でしょう。問題でも起こして会社が違約金だの賠償金だのを背負うことになれば、たまったもんじゃないですからね」(テレビ局関係者)

 事務所の庇護から離れた瑛太の今後が気がかりである。

(文=Business Journal編集部)

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