全国的には知られてないけど地元で愛されているチェーン店がたくさんあります。
南大阪の猫の小皿がもらえるうどん屋さん、中部のもちピザがおいしいピザ屋さん、年の数だけ刺身がもらえる東京の居酒屋、などなど……!
ライター&編集部のメンバーに「地元のローカルチェーン情報」をききました。
こんにちは、編集部 石川です。
当サイトで5月にヒットした記事がこちら。
「北海道の知人に串鳥の話をすると、急にイキイキする」「串鳥が満席で入れなかったよと話をすると、そうだろうそうだろうと饒舌に」というレベルで愛されている北海道ローカルのチェーン店のご紹介でした。
この記事にちなんで、今回はライター&編集部のメンバーに「地元のローカルチェーン情報」をきいてみました!
東京・関東
こみねべーかりー(東京・武蔵小山)
地元の人:
古賀及子
武蔵小山の商店街にあるあんぱんが有名なパン屋さんです。
商店街のはじに1軒あるのと、もう1軒逆サイドにもあり(こちらは「パン工房 こみね」という看板)、商店街を通る者どもを両側から余すことなくキャッチしてます。
あんぱんはつぶあん、こしあん、うぐいすあん等各種あり、有名たるゆえんはあんの量の多さです。手に持つとパンなのにどっしり、なぜなら「パンにあんが入ってる」のではなく「あんをパンで巻いてある」からなんですな。
さかな酒場 魚星(東京・立川)
地元の人:
とりもちうずら
結構な頻度で行っているのですが、今だに店名の読み方が「うおせい」なのか、「さかなぼし」なのか分かりません。最初に行ったとき、「牡蠣の貝の裏側は松坂慶子ぐらい美しい」という話題で何故か3時間ぐらい盛り上がったので、仲間内では「慶子の店」と呼んでます。
誕生日に行くと歳の数+1枚のお刺身を無料でサービスしてくれるので、友人の誕生日は大体このお店でお祝いしています。いつかおばあちゃん(90歳)の誕生日をここで祝いたいです。生牡蠣がおいしいお店です。
天丼「てんや」(東京、神奈川など)
地元の人:
林雄司
「てんや」です。
てんやのおじさんがキャラクターとしてまったく注目されていません。名前もついてないし、店のポスターにもいたりいなかったりして雑な扱いをされています。
という状態がおかしいと思わない?って人に話すのですがあまり伝わらず、調べてみたら東京中心のチェーンだったんですね。
天ぷらっててんやで十分うまい気がします。
古久家、里のうどん(神奈川・藤沢市)
地元の人:
江ノ島茂道
神奈川県藤沢市には「古久家」というチェーン店があり、デイリーでも何度か紹介されています。どれもおいしいのですが、ここの五目焼きそばがおいしいのでみんな食べてください。
あと、「里のうどん」といううどん屋があるのですが、豚丼がおいしいです。逆に豚丼がお店としても名物として押し出されています。
甘辛いタレがかかった豚肉とごはんが絶品でこれだけで十分おいしいのですが、無料でマヨネーズもかけられます。
そんなことしていいのかよと思いながら食べる豚丼は背徳感があってずるいぐらいおいしいです
お好み焼き「わいず」(埼玉、千葉)
地元の人:
megaya
埼玉に引っ越してきて、定番のやまだうどんがいっぱいあることに感動したのですが、「わいず」というお好み焼き屋を初めて知りました(埼玉に数店舗、千葉に1店舗だけあるようです)
お好み焼きやもんじゃが食べられて、焼き物の種類も豊富なうえに料金も手頃。お酒を飲む人にはメニューが最適ですし、店内もキレイなので家族連れにもおすすめです。
あと、わいずの企業努力だと思うのですが、メニューが数ヶ月ごとくらいに変わっており、期間限定の変わったメニューも多くだしています。たまに行くとおもしろいです。今はあるかわかりませんが、過去にはフォアグラをだしていた時期もあったそうです(埼玉出身の知人談)
正直に感想を言ってしまえば、「感動するほど美味い!」とかではないですが、「とりあえずわいずにする?」的な何度でも行きたくなる安心感と美味しさがあります。家の近くにある店ってこういうのがいいんだよ