機内に「激しい霧」が満ちた状態でのフライトだった──。ベトナムから離陸する飛行機内を捉えた動画に、ツイッターで「こんなことあるんかw」などと驚きが広がっている。
どのような現象が生じていたのか、航空会社に詳しい話を聞いた。
機内の「激しい霧」にネット注目
話題になっている動画は、ツイッターユーザー・GENKI(@weekendtrip_gk)さんが2023年5月21日に投稿した。「久しぶりに激しい霧(水蒸気)の中の出発でワクワクしちゃった」と、飛行機の座席から見た機内の映像を披露している。
ベトナム・ハノイ発成田行きのフライトで、機内はスチーム式の加湿器が設置されているかのように水蒸気が降り注ぎ、前方が見通しにくいほど霧がかっている。
投稿は2500件以上のリツイートや1万7000件超の「いいね」を集め、「経験したことないです。どんな現象なんでしょうか?」「こんなことあるんかw」と驚く声や、現象を知る人からも「こんな凄いのは体験した事無いです」といった反応が寄せられた。
投稿者のGENKIさんは24日、「搭乗直後は霧は少量出ていましたが、ベルト着用サインが出た辺りから激しくなり動画を撮影しました」とJ-CASTニュースの取材に振り返る。
利用した航空会社は「ベトジェットエア」で、霧に関するアナウンスは特になく、離陸直後にはほぼ消えていたという。「霧に特に匂いはありませんが、一応冷気ではあるので温度はひんやりとした感じでした」とも感想を述べる。