過去20年以上で経営破綻した銀行とその資産規模が一発で理解できる「Bank failures」

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コードで定義されたインタラクティブなオンラインノートサービス「Observable」の共同創設者で、「Visualization toolmaker(可視化ツール制作者)」を名乗るマイク・ボストック氏が、2000年頃から破綻した銀行とその資産規模を可視化した「Bank failures」を公開しています。

Bank failures / Mike Bostock | Observable
https://observablehq.com/@mbostock/bank-failures

A couple variants of my plot of FDIC-reported bank failures, now adjusted for inflation (using CPI): left is sorted by date to better show the sequence of events; right is sorted by assets for a more compact layout. See notebook for source & to compare. https://t.co/atlFhzIMKY pic.twitter.com/XE3CFKoSbQ

— Mike Bostock (@mbostock)


Bank failuresにアクセスすると、以下のような図が表示されます。円の大きさが破綻した銀行の規模で、円が大きいほど下に置かれています。また、円の中心の位置は破綻した時期(横軸)に応じて並べられています。


一番大きな円は、2008年9月11日にリーマン・ブラザーズが経営破綻した時に取り付け騒ぎが起き、同年9月25日に事実上の経営破綻をしたワシントン・ミューチュアル銀行のもので、総資産は3078億ドル(当時のレートで約35兆円)。世界的な景気に後々まで引きずるほど大きな悪影響を与えたリーマン・ショックの引き金になった破綻であり、同時期に大量の銀行が破綻していることがわかります。


そして、2023年に破綻したシグネチャー銀行シリコンバレー銀行ファースト・リパブリック銀行の円が並んでいます。最も資産規模が大きかったのは2023年5月1日に破綻したファースト・リパブリック銀行で、2298億ドル(約31兆7000億円)でした。


図の上では並べ方を切り替えることができ、大きさを無視して破綻した時期を優先して並べると以下のような感じ。


図の下には、図示化用のコードが記載されています。


また、使用されているデータテーブルも表示されていました。


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