エンハンス、アクションパズル「HUMANITY」を発売–群衆で人間性を表現するゲーム

CNET Japan

 エンハンスは5月16日、アクションパズルゲーム「HUMANITY」をリリースした。プラットフォームはPlayStation 5(PS VR2対応)、PlayStation 4(PS VR対応)、Steam(PC用VR対応)で、価格は3410円(税込)。なお、PlayStation Plusゲームカタログのラインナップに登場しており、エクストラならびにプレミアム会員であれば、追加料金なしでプレイが可能となっている。

「HUMANITY」スクリーンショット
「HUMANITY」スクリーンショット

 本作は、「ユニクロ」のTVCMやNHK教育番組「デザインあ」のディレクションなどを手がけた、インターフェース/ビジュアルデザイナーとして知られる、中村勇吾氏がクリエイティブディレクターとして手がけた初めての本格ゲーム作品であり、同氏が率いるクリエーター集団のthaが開発。さらに「Rez Infinite」などを手がけたゲームクリエイターで、エンハンスの代表である水口哲也氏とのタッグによって生み出されたタイトルで、エンハンスがスタジオ兼パブリッシャーとしてレベルデザインやプロデュース、パブリッシングを担当している。

 すべての人類から自我が失われた世界の中で、唯一、理性と意思を保ち続ける、最後の指導者として目覚めた柴犬(プレイヤー)として、意思も目的も失った人間たちを「光の柱」へと導くアクションパズルゲーム。プレイヤーは一声、「ワン」と吠えるだけで、群衆をコントロールでき、メインのストーリーモードでは、90以上にもおよぶステージや多彩なアクションなどなどが楽しめる。また、自分だけのオリジナルステージを制作することができる「STAGE CREATOR」を用意。世界中のプレイヤーにシェアしてプレイしてもらうこともできる。VRプレイにも対応しており、本作の世界を覗きこみながら、プレーヤーの指示に従って進む群衆の姿を様々な視点から見渡しながら楽しむこともできる。

 発売にあわせてローンチトレーラーを公開。また、ゲーム内BGMを26曲を収録したオリジナルサウンドトラック「HUMANITY Original Soundtrack」も配信を開始。楽曲を手がけるのは、電子音楽家、サウンド・デザイナー/コーダーとして知られるJEMAPUR。中村勇吾氏たっての願いで起用が実現し、人間性(Humanity)を描く本作にちなんで、楽曲は全て人間の声をサンプリングして制作されているという。BandcampとSteamにて配信を開始しており、Steamでの価格は1200円。そのほかSpotify、Apple Musicなど各種音楽配信サービスでも、順次配信予定としている。

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