マクドナルドが2023年5月16日までの期間限定で、通常税込710円の『チキンマックナゲット15ピース』を税込490円で販売している。しかしそれ以上にアツいのが、同じく期間限定『タンドリーチキンカレーソース』の存在だ。
そのスパイシーかつ本格的な味わいは、ソースというよりはカレーそのもの。SNS上でも「普通にインドカレー」といった声が続出しているほどである。こんなにインドカレーそのものなら、いっそのことナンカレーセットにしてみてはどうだろうか？
・ナゲットソースをカレールーに
『タンドリーチキンカレーソース』をカレールーとして使用するには、まずは大量のソースを集める必要がある。と言っても、ソース単品では販売されていないため、ナゲットごと購入しなくてはならない。
※マックの公式サイトによると現在、ナゲットソースやシャカチキのシーズニングなどの単品販売はしていないとのこと。
ソース1個当たりの重さは22.5グラム。容器分を差し引いた数値は約20グラムと考えていいだろう。調べてみると、一般的なレトルトカレーの容量は180グラム前後なので、ソースが9個あればカレールーとしての基準は満たせることになる。
というワケで……
ナゲット15ピースを3セット買ってきた。
・準備完了
ナゲット15ピースに対し、選べるソースは3個（モバイルオーダーのシステムを参照）。それらをすべて『タンドリーチキンカレーソース』で統一する。店員さんから気持ち念入りな再確認をされるくらいで、特に問題なく入手できた。
ところで、実はここまでの本稿は、昨年8月に私（あひるねこ）が執筆した『スパイシーバターチキンカレーソース』の記事とほぼ同じであるが、断じて手抜きではない。ここからが本題だ。商品を開封したらソースを皿に移し……
ラップをしてレンジへ。
ナンを用意すれば完成である。
・ただのナンとカレー
ぶっちゃけ、前回のカレーライスはとても完食できるような代物ではなかったが、今回のナンカレーセットはいい意味で普通というか、正直言ってイケる気配しかしない。勝利を確信しつつ食べてみたところ……
うーーーーーん。
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＞ ありよりのなし！ ＜
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・微妙すぎるライン
参ったな。最後まで何の問題もなく食べられるけど、まったくおいしくないぞ。ナゲットにつけて食べた時は「これもうお店のカレーだろ」というレベルだったのが、ナンにつけた途端、どういうワケか一気にソース感が爆上がりしてしまったのだ。
まるで付き合っている時はとても優しかったのに、いざ結婚したら人が変わったように豹変するモラハラ夫である。いや、モラハラカレーか。相手がナゲットの時はソース感を一切出してこないあたり、極めて巧妙と言えるだろう。
・結論
ライスは無理でも、ナンならワンチャンあるんじゃと思っていた私だが、検証の結果、ワンチャンなどないことが分かった。やはりナゲットのソースは、ナゲットにつけて食べるのが正解のようだ。皆さんもぜひ覚えておいていただきたい。以上、報告終わり。
