NTT東日本とNTT西日本は5月8日、FTTHアクセスサービス「フレッツ 光クロス」の提供エリアの拡大と、フレッツ 光クロスにおける「ひかり電話」のオプションサービス提供を開始すると発表した。
「フレッツ 光クロス」における「ひかり電話」イメージ
フレッツ 光クロスは、通信速度が上り/下り最大概ね10Gbps(ベストエフォート)のFTTHアクセスサービス。2020年4月1日から戸建向け、2022年9月1日から集合住宅向けとしてサービスを提供している。現在は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、静岡県、岐阜県、大阪府、京都府、愛知県の一部を対象としている。
7月31日にNTT西日本の「フレッツ 光クロス マンションタイプ」、9月25日にフレッツ 光クロスの提供エリアを拡大する。また、12月20日以降、NTT東日本のフレッツ 光クロスの提供エリアを拡大する。
7月31日以降の西日本の「フレッツ 光クロス マンションタイプ」提供エリア
9月25日以降の西日本の「フレッツ 光クロス」提供エリア
12月20日以降の東日本の「フレッツ 光クロス」提供エリア。赤字が今回新たに提供開始、もしくは、一部地域から全域での提供への拡大エリア
加えて、5月31日からフレッツ 光クロスにおけるIP電話サービスとなる、ひかり電話の提供を開始する。
音声パケット信号を優先的に転送し、遅延、パケット損失を防止することにより、固定電話相当の音声品質を確保するという。月額利用料(基本プラン)は550円(税込)で、加入電話などへの通話は、全国一律で3分ごとに8.8円。
緊急通報(110番・119番)および、フリーアクセス/フリーダイヤルへの通話に対応する。キャッチホン、ナンバー・ディスプレイ、ボイスワープなどのオプションサービス機能も利用できる。
各サービスの申し込みや問い合わせは、電話およびNTT東日本、NTT西日本それぞれのウェブで受け付ける。電話の場合は東西共通で、番号が0120-116116、営業時間が年末年始(12月29日~1月3日)を除いた午前9時~17時。