ツイッターが、著名人や企業などのアカウントに無料付与していた旧認証マークの削除を実施した。その空白を埋めるように、日本の著名人らの間でアカウント名に「絵文字」を追加する動きが出ている。
「公式マークが外されたので」
ツイッターでは従来、公式アカウントを示す役割を持つ青色のチェックマークが著名人や企業に無料で付与されてきたものの、サブスクリプションサービス「Twitter Blue」によって有料で認証マークを付けることが可能になった。青色に加えて、ビジネスアカウントの金色や政府機関の灰色もある。
旧認証マークについては、ツイッター社を買収したイーロン・マスク氏がツイッターで削除を予告していた。日本の著名人らにも反映され、2023年4月21日ごろから、旧認証マークの消失を好きな絵文字で補おうとする動きが広がっている。
お笑いコンビ・霜降り明星のせいやさんは、「公式マークが外されたので名前のあとにチェックマークっぽい（時計の絵文字）付けました」と報告。「この時計が公式です」とも訴えた。
猫好きで知られる歌手・藤あや子さんは、肉球の絵文字を選択。「気づいたら青い公式マークが無くなってたので元々つけてた肉球マークに戻しましたーこれからはこの肉球で本物判定してくださーい」と呼びかけた。
声優の諏訪部順一さんは、「ちょっと寂しいんで跡地に（マイク）置いてみた（笑）」と職業に関連するような絵文字を選んでいる。
声優の悠木碧さんは、経線・緯線入りの地球の絵文字を付けた。「似てるやつつけといた！これなんのマーク？幼稚園の時めちゃくちゃあそんだ、ぐるぐる回るタイプのジャングルジムのマーク？」と投稿し、「可愛い絵文字いっぱいあるから、毎日変えたい！」と意気込んだ。