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はじめに
毎週金曜にはげます会会員限定のメルマガを配信しています。限定コンテンツのコラムで「行ってよかった市区町村」を紹介。今回はスズキナオさんからのイチ推しの場所です。
魚と一緒に泳いでからの大衆演劇
滋賀県大津市
（スズキナオ）
ここ数年、夏になると“湖水浴”をしに行っている。海水浴じゃなく湖水浴。日本最大の淡水湖である琵琶湖には、海水浴場のように、安全に泳げる湖水浴場というものが点在していて、そこに行くのである。
私は大阪市内に住んでいるのだが、たとえばJRの電車で大阪駅から1時間ほど乗ったら近江舞子駅という駅で、そこで降りると湖水浴場がすぐ近くなのだ。歩いて5分ほど。私がいつも行く月見浜は、琵琶湖の西岸に位置していて、住所でいうと滋賀県大津市になる。琵琶湖の反対側の東岸や北側の方にも湖水浴場があるようだけど、おそらく大阪方面から電車で行くのに一番便利なのはこの辺りだと思う。
この湖水浴場が好きな点はいくつもあって、まず前述のように電車でサッと来やすいこと。夏のシーズンでもそんなに混まない（砂浜が長く続いているので、探せば空いている場所が見つかる）こと。砂浜の砂が白くて綺麗なこと。淡水なので水から上がったらすぐサラサラなことなどがある。
あと、最初に泳ぎに来てびっくりしたのが水の透明度である。水中メガネをして泳いだら、自分の周りに小さな魚の群れが見える。魚と一緒に泳ぐような経験って、私は沖縄に行った時ぐらいしか体験したことがなかったので驚いた。どこの海にだってそりゃ魚はいるんだろうけど、ここは水が綺麗だから間近に見えて、魚を追いかけているだけでも楽しい。
あと、人気の海水浴場みたいに海の家がたくさん並んでいたりはしないけど、適度に売店があるのもいい。品揃えは必要最低限だが、缶ビールや缶チューハイ、焼きそばなど買えます。
で、おととし湖水浴をしに行った帰り、近江舞子駅から電車に乗り直し、おごと温泉駅まで行って降りた。雄琴温泉は昔ながらの温泉地で、旅館やホテルも立ち並んでいるようなところなのだが、そのエリアにある「スパリゾート雄琴 あがりゃんせ」というスーパー銭湯に寄って帰ることにしたのだ。駅前から無料の送迎バスが出ている。
で、そこに行ってみて感動したのが、琵琶湖を眼前に眺める露天風呂があって、なんとその露天風呂内に自販機があって、缶ビールが売られていたこと。もちろん、飲みながら入っていいっていうことではなく、それは禁止されているのだが、脇にあるベンチでなら飲んでいいらしかった。露店風呂をあがって最速で、タオル一枚の状態で飲む缶ビール。美味しかったな（しかし今改めて調べてみると、その自販機が撤去されてしまったという情報が出てきた。もしなくなっていたら、館内の休憩所で飲みましょう）。
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終わってふたたび解説です
ナオさんおすすめの琵琶湖での湖水浴です。湖水浴って初めて聞きました。淡水なのでベタベタしないところもおすすめだそうです。
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