自転車のタイヤを四角形で作ってみたらどうなるのか?

GIGAZINE
2023年04月13日 21時00分
動画



移動に使われる自転車のタイヤは一般的に円形です。しかし、これまでにテニスボールで「パンクしづらい画期的な自転車タイヤ」などを作成したYouTubeチャンネルのThe Qが四角い自転車用のタイヤを開発しました。

Insane Square Cycling – YouTube
[embedded content]

The Qがゲームをプレイしています。


粗いポリゴンで表現された車のタイヤはなんと四角形になっていました。


The Qは四角いタイヤを見て、何かを思いついた様子。


四角い金属製のパイプを用意しました。


まずは表面を磨いてさびを落とします。


自転車のタイヤに即したサイズで作成するために、物差しを使って印を付けます。


ディスクグラインダーで真っ二つに切断。


金属パイプは半分になりました。


さらに角の部分にペンで印を付けます。


再びディスクグラインダーでカット。


加工した4つのパーツを四角形に組み合わせます。


パーツ同士を溶接。


4つの角にパイプを通し、歯車を装着します。


さらにドリルで穴を開けます。


自転車のスポークが完成しました。


これらをスプレーで白色に塗装します。


The Qは自転車用のチェーンを取り出します。


2本のチェーンの間に金属板を添えて溶接。


完成したチェーンがこんな感じです。はしごのような形状になっています。


またThe Qはタイヤを用意。


タイヤの溝の部分だけ切り出します。


カットした溝の部分は短冊状にさらに細かくカット。


先ほどのチェーンに固定します。


リム部分に金属ベアリングを設置。


そしてリムに先ほど作成したタイヤ付きのチェーンを巻き付けます。


側面をフレームで隠せば四角形のタイヤが完成。


自転車から通常のタイヤを取り外します。


今回の四角形のタイヤを固定。


完成したタイヤと自転車がこんな感じ。


実際に乗ってみます。


キャタピラーの要領で自転車はスイスイと進みますが、通常のタイヤからは発せられないような金属同士がこすれる「ガリガリ」とした音が発生してしまうようです。


この記事のタイトルとURLをコピーする

Source

タイトルとURLをコピーしました