【サラダバー探訪】ステーキガストのサラダバー(税込879円)を利用した率直な感想

ロケットニュース24

サラダバーといえば、その昔「ロードサイドのハイエナ」と呼ばれた、ステーキけんがその火付け役と言えるだろう。ステーキ・ハンバーグを注文するとカレー付きのサラダバーがついて来ることで一世を風靡した。その影響で、すかいらーくグループも2010年に「ステーキガスト」をオープンし、サラダバーの提供を開始したのである。

今となったは「けん」を創業した会社はなくなり、後発だったステーキガストの方が続いている、皮肉なものだ……。そんなステーキガストのサラダバーを利用してみたら、これこそ正統なサラダバー! と呼べるラインナップだった!!

・ステーキガストのサラダバー

ステーキガストはその名の通りにステーキが売り。メニューを見ると、ステーキがドーン! 次のページにはハンバーグがドーン! だ。


あいにく今の私(佐藤)はこれらにまったく興味がない。茶色い塊には用がなくなったのだよ! 草を食わせろ、緑色の草をよう! そんな健康気取りの私を見越したように、単品サラダバーも用意されている。「ランチカレー & 健康サラダバー」(税込879円)と「ランチベジタブルバー」(税込769円)だ。


まるでサラダバーが2種類あるように見えるが、そうではなく健康サラダバーの方はカレー・ライス・パンも食べることができ、ベジタブルバーはサラダ・スープ・デザートしか食べることができない。それだけの違いである。


・正統派の内容

さて、さっそくサラダ島(サラダバーのコーナー)に行ってみると、ここは器がほかのチェーンと違う。大抵は平皿が用意されているのだが、プラスチックのサラダボウルが用意されていた。

これはきっと「野菜もしっかり食えよ」というメッセージに違いないな、うん。


まずはA面(生野菜のあるサイド)から見てみよう。バーの中でもっとも容器がデカいのが千切りキャベツだ。コレコレ! ファミレスのサラダバーはこうでないとね

徹底的に水切りをしているのか、表面はパサパサで水気をおびていない。おそらく湿っているとすぐに傷むので、冷蔵段階で乾燥させているのだろう。これでいいのだ。


続いてトッピングは千切り大根・レタス・ヤングコーン・オクラ・プチトマト。その手前にはコーン・豆腐・ポテサラ、その隣にひじき。必要最低限の品揃えだな。豆腐はわかるがひじきもサラダ扱いなのか……。


さらにその先にはブロッコリーや枝豆があり、ドレッシングと続く。この日のドレッシングはコブ・ノンオイル青じそ・シーザー・ごま・玉ねぎ醤油だ。


そしてその隣にはデザートとして、杏仁豆腐・フルールミックス・コーヒーゼリー・プリンが並んでいる。


気を付けて欲しいのは、そのさらに隣だ。ここにはケチャップやマスタードなどの調味料が用意されている。デザートの隣にあるから、誤ってコーヒーゼリーにマスタードをかけてしまわないように気を付けよう。赤いのはジャムみたいに見えるけど、サルサソースだ。


B面にはカレー2種(本日のカレー(バターチキン)と定番カレー)とスープ(ミネストローネ)。もちろんご飯もある。



そしてパンも食べ放題! これは地味にうれしい。トースターで焼き直してアツアツを食えるぞ。



・目玉はパン

ということで、調達した品々はコレ。


今日のサラダの主成分はほぼキャベツです。いろどりを添えるために、ブロッコリーや枝豆、ヤングコーンを投下しているけど、その下はキャベツが支配している。いいんです、これで。サラダバーはそんなものです、ええ。



ファミレスの大御所「ガスト」だけあってカレーの味は間違いねえな。「激ウマ」とまでは行かないけど、「ウマ」のクオリティはしっかり維持している。1000円以下でカレー食べ放題ってのが、またいいよね


鶏肉もちゃんと入っているから食い甲斐あるしね。


そして今日の目玉がコチラ! パンでございます


いわゆる無難なテーブルロール。その気になればカレーに浸して食うこともできるし、サルサソースやガーリックソースで味変してもいい。ハンバーグのデミグラスソースをつけて食べるのもグッド!


最後の仕上げにデザートでプリンを頂いた。残念なのは、カラメルソースがないことかなあ。カラメルあってのプリンだと思うので、別に用意しておいてほしかった……。


ということで、ステーキガストはお手本に忠実なファミレスらしいサラダバーだった。シズラーのように高額のグルメサラダバーも良いけど、基本に立ち返りたくなったら、ステーキガストがオススメだ。


・今回訪問した店舗の情報

店名 ステーキガスト落合南長崎店
住所 東京都豊島区南長崎4丁目5-20 iTerrace 落合南長崎2階
時間 平日11:00~23:00、土日祝 10:00~23:00

参考リンク:ステーキガスト
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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