悪質なりすまし被害も…尾木ママなぜキレなかった? 番組共演者が明かした経緯に「優しすぎて泣ける」

J-CASTニュース

   教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さんがツイッターでなりすましアカウントを作られていた騒動で、尾木さんと番組共演している作家の岸田奈美さんが2023年4月6日にツイッターを更新。尾木さんがなりすましアカウントに対し、「追い詰めるよりちゃんと話しかけよう」と考えていたことを明かした。

  • 尾木直樹さん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

    尾木直樹さん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

  • 尾木直樹さん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

「学校や勉強のことでちょっと悩んでた人なのかなあって思って」

   発端となったのは、4日までにツイッターで「尾木ママ」を騙る偽アカウントが作られたこと。「子供の教育に一番大事なことですか? 暴力です」「娘さんはあなたの所有物」などと不適切なツイートを繰り返していた。

   これに対し、尾木さんは5日に投稿したブログ記事の中で、ツイッターの偽アカウントについて「尾木ママTwitterは一切利用しておりません! アカウントも持っていません! 名前や写真を使っていてもそれは全てなりすましの偽物による発言ですので、信じないでくださいませ」と注意喚起。なりすましアカウントに対しては怒りをあらわにすることなく、「あまりにもエスカレートするようなら、しかるべき措置も検討していきます。それにしても困ったものですー」としていた。

   なりすましアカウントは7日現在、凍結されている。

   この騒動に対し、関西ローカルの情報番組「news おかえり」(朝日放送)で尾木さんと共演している岸田さんがツイッターで、「今から共演の尾木ママに『なんでガチギレしなかったんすか?』って聞いたら『最初はどうしようかしらと困ってたけどねえ、投稿見てたら、学校や勉強のことでちょっと悩んでた人なのかなあって思って…追い詰めるよりちゃんと話しかけようかなあって…』」と明かしていたことを報告した。

   岸田さんは尾木さんのスタンスに「野生のブッダやん大好き」と感銘を受けた様子。一方、「尾木ママは慈悲に満ちているけど、たぶん次は尾木ママじゃなくてガチの守護人(もりびと)が烈火の如くキレて一発訴訟パンチになると思うので、なりすましダメぜったい!」とあらためて注意喚起していた。

   この投稿にネット上では、「懐深すぎる」「教育者の鑑かよ」「優しすぎて泣けてくる」といった反響が集まっていた。

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