沖縄を除く全国で店舗を展開するシャトレーゼが、2023年3月25日、菓子業界初となる画期的なお店を誕生させた。リニューアルした東京・西麻布の店舗は無人決済システムを導入したのだ。しかも24時間営業! 深夜でも早朝でも利用が可能だ!
24時間シャトレーゼだと!? そいつはスゲエや! 実際に利用してみたらレジが超便利! これ全店舗に導入してくれ~~~い!!
・無人決済、24時間営業
私(佐藤)の中では「シャトレーゼはいつも行列」というイメージがある。というのも、うちの最寄の東京・中野ブロードウェイの店舗はいつも行列、いつでも行列! レジが猛烈に混んでて気軽に菓子を買うことができない。
あの激混みレジは何とかならないのか? ……と、かねてから考えていた。そんなレジを無人化したとは……。一体どうやって? 西麻布店でその真相をたしかめるとしよう。
このお店は「無人決済」のお店ではあるけど「無人店舗」ではない。看板商品のケーキや焼き立てスイーツはショーケースに並んでおり、通常店舗と同じく店舗スタッフにお願いして購入する仕組みだ。
これらの商品は9~20時の販売となっており、あいにく深夜早朝は購入できない。
それ以外のアイスや冷凍スイーツ、冷凍ピザ、常温のクッキーやバームクーヘン、ワッフル、和菓子類などの商品はセルフレジで購入することになる。
こちらがセルフレジ。最近はコンビニやスーパーでも見かけるタイプの端末だが、これがなかなかのスグレモノだった。
画面の前に立つ → 商品を確認する → お支払いをする
なるほど、利用のプロセスはわかった。が! 「商品を確認する」というのはどういうことかな? ハンドスキャナーが備えられているので、1点ずつバーコードをスキャンんじゃないの?
とりあえずカゴを台に乗せてところ……。
ナニ!? スキャンしてないのに画面に購入商品の一覧が出た! そうか、ハンドスキャナーを使わなくても認識できるんだな。こいつはスゲエ!
画面に表示された商品と、カゴの中の商品を照らし合わせる必要があるから「商品を確認する」となっていた訳だな。納得!
レジ袋1枚も一緒に購入して、会計を済ませて袋に商品を詰めて無事に退店することができた。
4種の和菓子をそれぞれ3点ずつ買って帰った。
このレジ、スゴイ楽じゃん! 中野の店舗ではスタッフが1点1点入力しているから品数が多いと時間がかかっちゃうんだよね。この仕組みを全店舗に導入すれば会計の時間が短縮できるはず。ぜひとも全店導入して頂きたい。レジの混雑解消で、お店も売上アップするんじゃないの? いっそ、コンビニにもスーパーにも導入してほしいくらいだよ。
とにかく無人決済の24時間シャトレーゼ、とっても良いと思います!
・今回訪問した店舗の情報
店名 シャトレーゼ西麻布店
住所 東京都港区西麻布1丁目13番地15号
時間 24時間(ケーキ、焼きたて菓子9:00~20:00)