日本全国400人のプーパッポンカレーファンのみんな……待たせたな? 2023年3月28日、つまり本日から松屋で『プーパッポンカレー』が復活だ! たったの400人でもいいじゃない!! 松屋さん、どうもありがとーーー!
これは昨年の同時期に登場した『プーパッポンカレー』とほぼ同様のメニューで、おそらく400人の熱い想いが松屋に届いたのであろう。君には聞こえるか? プー(カニ)が呼ぶ声が。さあ、プーパッポンカレー大好きっ子たちは今すぐ松屋へGOだ!!
・プーパッポンカレーとは
比較的メジャーなタイ料理として知られる『プーパッポンカレー』は「カニとタマゴのカレー」のことを指す。日本人の味覚にも合うタイ料理として知られ、プー(カニ)をパッ(炒める)してポンカレー(カレー粉)で味付けした料理である。
本場のプーパッポンカリー(カレーじゃなくてカリー)はどちらかと言うと炒め物に近く、汁をカオニャオ(もち米)で食べることが多い。そして松屋の『プーパッポンカレー』は、ごはんがススムくん用に設計されているのが特徴だ。
タイ料理が好きな人ならば『プーパッポンカレー』はかなりの確率でご存じかと思われるが、それでも全国的な知名度はまだまだ低いと言わざるを得ない。そのプーパッポンカレーを発売してくれる松屋は、控えめに言ってガルーダ(タイの仏教の神様。神鳥)である。
・食うしかねえ!
それはどうでもイイとして、こんなに気軽にプーパッポンカレーを食べられる機会は今しかねえ! というわけで、発売直後の『プーパッポンカレー』を食べに松屋へアキレス腱が切れる勢いで猛ダッシュした。
で、松屋の『プーパッポンカレー』は730円。松屋によると「ふわっと玉子に蟹の旨味がたまらないカレーソースに仕上がっています」とのことである。個人的に昨年はやや塩分が強かったことが気になったが、今年はどのような仕上がりになっているのだろうか?
さっそくいただいてみると……プーの詰まり方がやべえ! お世辞にもプーがゴロゴロ入っているとは言い難いが、ルーにプーの旨味が凝縮しまくっている!! なんならスプーン1杯にプーの群れが住み着いているくらいの感覚である!
その旨味の凝縮具合は一般的なカレーとは比にならず、知らない人が食べても1発で「カニのカレー」と判断できるハズ。見れくれの赤いプーは練り物が使用されているが、ルーに溶け込んだズワイプーの旨味は紛れもなく本物だ。
・去年よりウマい!
また、口当たりはほんのりと甘く、タマゴのふくよかさを感じるのはまさにプーパッポンカレー! 昨年よりも塩分は控えめであるものの、やはり今年もごはんがススムくん用に設計された味わいであった。
これならばカニが好きな人はもちろんのこと「エスニック料理はちょっと……」と言う人も美味しくいただけるハズ。松屋様……いや、ガルーダ様。今年も『プーパッポンカレー』を出していただき本当にありがとうございます! 期間中は週3で食べに行くことをここに誓います。
松屋レベルの大定番が商品化してくれることで『プーパッポンカレー』の知名度は急上昇しているに違いない。松屋の『プーパッポンカレー』が気に入った人は、ぜひタイ料理で「プーパッポンカリー」も食べてみてくれよな! 来年はプーパッポンカレー大好きっ子が500人に増えてますように!!