インドネシアで笛が鳴ったら甘党よ集え!! 米粉、黒糖、ココナツが織りなすインドネシアのお菓子「Putu(ポゥトゥー)」の美味しさを紹介!!

ロケットニュース24

時は午後3時ぐらい、この時間になるとなんだか妙になにか食べたくなるよね。こんな時間にティータイムを決め込むのも良いが、正直めんどうである。ならば何かおやつでも食べたい、何か無いかな……。

そう思った瞬間、「トゥー」と甲高い音とともにココナツの甘〜い匂いをあたりに漂わせながらバイクが通り過ぎたではないか。もちろん僕はそれを追いかけた、なぜなら……


・とろぴかる・らぶ

さて、飛び降りるように2階から降りて呼び出したのがこのおじさん。売っているのはインドネシアの伝統的なお菓子、「Putu (ポゥトゥー)」だ。

迷わずおじさんに「20個ください、あと写真めっちゃ撮らせて下さい」と頼んだら笑いながら「適当に撮って」と言ってくれた。なんと優しい人なんだっ!


「Putu (ポゥトゥー)」とは米粉と黒糖を竹に詰めて蒸すお菓子だ。蒸し器はこんな感じで、熱い蒸気が木の板穴から出てきて、それで蒸していく感じ。「ポゥトゥー」ならではのものだ。


材料はこんな竹の筒に敷き詰めて蒸していくんだ。この竹の筒はどうやら特別なものらしく、若い竹じゃあダメらしい。水分にも熱にもさらされるので強度が高い竹の筒を使っているんだって


材料は米粉とココナツを使っている。米粉とココナツと着色した水を混ぜ混ぜして「ポゥトゥー」の元を作っていく。着色は葉っぱからとった自然な色を使うこともあるが、今回は普通に市販で売っている食用の着色料を使っているようだ。ちょいと残念。


黒糖の登場。これはサトウキビから作られた黒糖で、硬そうだが蒸すと溶ける。普通の白砂糖じゃなく黒糖を使うのがポイント。

インドネシアの伝統菓子は黒糖を使っているモノばかりだよ。


そんで、さっき作った米粉とココナツを混ぜたものと黒糖を竹の筒に詰め込んで……


蒸す!!!


蒸し時間は結構短く、30秒蒸したら終わり。出来上がったヤツはこんな感じ。


出来上がったのをポンポンと竹の筒から押し出して……


これでも美味いが最後の仕上げとして……

いっぱいのココナツ!! 米粉に黒糖、さらにココナツ、甘いの三銃士やん。


完成!! なんかめっちゃ沢山ココナツ乗せてくれた。こりゃ良い。ちなみに20個でRp17000(約147円)、これだけもらえて本当に安い!


もちろん出来たてアツアツ、猫舌だから熱いの苦手だけどこれが良い。


ココナツ、黒糖、米粉の甘さにココナツのシャキシャキした食感がめっちゃ良き。黒糖の自然で優しい甘さが本当に美味い。少し苦い紅茶か緑茶がめっちゃ合いそうだよこれ。



・〆

いやー、美味しかった。本当にすごいタイミングで来てくれた。やっぱこういうときって「甘いもの」しか勝たん

というわけでインドネシアの伝統菓子「ポゥトゥー」を紹介したが、日本人にはぜひとも食べてみて欲しい。どこか優しい米粉、自然な甘さの黒糖、甘くてシャキシャキなココナツが織りなすこの味は本当に奇跡。

トゥー」と異様ながら独特な甲高い音を発しながら通り過ぎるので、聞こえてきたら呼んでみて、試してみてくれ!!

それじゃあ Sampai Jumpa Lagi!!


(この記事はラマダーンの前に書いたものです)


執筆:アキル
Photo:RocketNews24

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