うどんって美味いんだよね〜、あの優しい味のスープにこれでもかってくらいの太い麺。そこに油揚げが乗っかったらもう……インドネシアでは味わえない幸せがそこにある。
……が、実は僕が住んでいる街には本場のうどんが楽しめる場所がある。日本でも有名な「丸亀製麺」だ。あの丸亀製麺が、インドネシアでも味わえるんだぞ?
そういうわけで、今回も紹介していくよ〜
・街にただ1つ
マラン公立図書館から数十メートル離れた「丸亀製麺 MARUGAME UDON(丸亀うどん)」はなんとこの街、マラン唯一の店舗だ。インドネシアで展開された80店以上、その1つがここマランにある。2019年3月にオープンと、まあ結構最近開店したばかりのお店。
外観から「和」を感じるのは僕だけだろうか?
当たり前だが、ちゃんとハラール認証がされてある。何も考えずに安心してうどんが楽しめるよ。右にある「シーフード・トマト・うどん」の迫力がすごいんだが。
中に入るともう「和」の雰囲気がすごい。優しい光、あっちこっちにはられた木材、店員さんの制服、浮世絵……日本だ、精一杯の日本を感じるぞ。
それはさておき、僕はうどんを食べに来たんだ。どれどれ、何があるかな、きつねうどん久しぶりに食べたいな
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きつねうどんが無い!! いや、その前に何この奇抜すぎるラインアップ???
「ビーフカルボナーラうどん」って、日本人とイタリア人が怒りそうなメニューだな。日本の丸亀製麺公式ではこんなメニューは載ってなかったから、これがオリジナルメニューってやつか?
「普通」を愛する僕にこのラインアップは「奇抜」すぎる。なんで定番なたぬきときつねが無いんだよ〜
ちなみにうどんだけじゃなく丼物もあるよ。これは結構普通だ、美味しそう。
あとあと天ぷらもあるよ。タイミング悪く品揃えが悪いときに撮っちゃったけど、種類がめっちゃある。しかも一つ一つがでかい。
薬味とか自分で入れられるよ。七味、天かす、生姜、青ネギ、刻み唐辛子……刻み唐辛子があるのインドネシアって感じがして安心してる自分を見つけた。
そういうわけで「かけうどん(約368円)」、「海老天(約162円)」、と「チキンカツ(約145円)」を買ったよ。いやー、値段まで日本とはこれはたまげたな(インドネシアでは100円あればお腹いっぱい食べられて飲み物まで買えるからだ)。
まずはうどん、いやーこれは本当にうどんだよ。麺はもっちもちしてて美味いし、スープも美味しい。マジで日本のうどんそのもの。たぬきかきつねさえあればな……
海老天もチキンカツもすんごいサクサクで美味かった。海老天の方は衣が厚いんだが、それでもえびの旨さが感じられる。
チキンカツはもう本当に最高だった。サクサクな衣に、噛むとジューシーなチキンが…… ほっかほかなご飯が欲しくなる美味しさだ。
食後はデザート、〆にバニラアイス(102円)買ったよ。これもすんごい美味かった、控えめで優しいバニラに、すこーし塩っぱさもある。甘すぎず、大人な味がした。バニラ最高。
・〆
いやあ、約7食分のお金をつぎ込んだが、値段相応に楽しめた。インドネシアでも本場のうどんが楽しめるのは凄く良い。うどんの匂いをかぐと様々な思い出が溢れ出す。最初は苦手だったな〜
まあまあそんなわけで、本場のうどんが楽しめる数少ない場所だ。日本の値段そのもので他のお店に比べると少々高く感じるが、値段相応に楽しめるし、何より懐かしいあの味がまた味わえる。日本が恋しくなったら来てみると良い。そこには一切れの日本があるから。
それじゃ、Sampai Jumpa Lagi!!
参考リンク:丸亀製麺公式サイト、海外店舗一覧、インドネシアMARUGAME UDON公式サイト
執筆:アキル
Photo:RocketNews24