ある日、仕事で賞状の中身を印刷するプログラムを作っていた。それでテスト印刷した賞状をじっくり見て印刷ズレなどをチェックしていたのだが、ふと気付いたのだ。
なんだ、この鳥。
よく見たら微妙な表情をした鳥が二羽、賞状の上に鎮座ましましていた。その妙な表情に一目惚れしたので色んな賞状を見比べて賞状の鳥図鑑を作ってみた。
※2008年1月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー)
賞状鳥と呼びます
賞状の上にいるから「賞状鳥(しょうじょうどり)」と呼ぶ。まんまなネーミングだ。大抵はクジャクのような、鳳凰のようなめでたいというか有り難い感じのデザインになっていて大変に格好良い。
今回の記事では、自分や同居人の賞状を調べて11種類の賞状鳥を採取することが出来た。中にはとても面白い顔の賞状鳥もいた。
では、淡々と見ていこう。
まずはオーソドックスなタイプ「白羽類二触覚標準型」から紹介
最初は初心者用、もっともありふれた鳥だ。世に言う標準型である。目は半眼、眉があり首輪付き。足は2本を優雅にたなびかせ、翼は全体的に白い。全身が淡い色彩で統一されている点が標準タイプと呼ばれる所以である。亜種も多い。
・触覚は丸いのが2本。
・羽根は白。ワラビのような芯を持つ。
・目は半眼。福々しい印象。
・首輪にはクジャクの羽根のような飾り付き。
・足は2本がハッキリ見え、指は3本。
・口にはなにもくわえていない。
以上を踏まえて、次の鳥を見ていただきたい。
白羽類二触覚亜種A型
標準型と比べると、このA型は足の下から出ている羽根の出っ張りが1本少ない。こんな些細な違いだが、これは立派に亜種である。
他の部分についてはどんなに見比べても違いがわからないわけで、どうもここだけ違うのだがどういう意図で出っ張りを減らしたのかについてはよく判っていない。