2023年新モデル「iPhone 15」シリーズについて、新カラーや新機能の情報が複数登場しています。
*Category:テクノロジー Technology *Source:MacRumors(1) ,(2) ,9to5Mac(1) ,(2)
「iPhone 15」の新機能やスペック・新カラーのリーク・噂まとめ
「iPhone 15」シリーズでは、通常モデルにはそこまで変化はなく、新機能は主に「iPhone 15 Pro」に搭載されると予測されています。これまでリークされてきた「iPhone 15 Pro」新機能8つを、テックメディア「MacRumors」がまとめています。
【1】新チップA17 Bionicを搭載
iPhone 15 Proは、TSMCの3nmプロセスで製造されたAppleのA17 Bionicチップを搭載し、継続的な性能と効率の向上をもたらすと予想されています。ただし経済紙「Nikkei Asia」によれば、2年連続でProモデルだけがAppleの最新チップを搭載する可能性があるとのこと。
2023年は、AppleがiPhoneラインナップの一部にのみTSMCの最先端チップ製造技術を採用する2年連続の年となる可能性があります。2022年には、プレミアムモデルのiPhone 14 Proレンジだけが、現在最も進んでいるTSMCの4nmプロセス技術で製造された最新のA16コアプロセッサを採用しています。
【2】チタン製フレーム採用
経済紙記者のマーク・ガーマン氏やアナリストのジェフ・プウ氏は、「Apple Watch Ultra」と同様、iPhone 15 Proはフレームにチタンを採用するとリークしています。
【3】超薄型の曲面ベゼル
Apple Watchモデルと同様、iPhone 15 Proは超薄型のカーブベゼルを採用するとリーカーのShrimpApplePro氏(@VNchocoTaco)が述べています。ただし、ディスプレイ自体は平らなままとのこと。
【4】USB-Cポート搭載
著名アナリストのミンチー・クオ氏によると、iPhone 15 Proモデルは、少なくともUSB 3.2またはThunderbolt 3に対応したUSB-Cポートを搭載するとのこと。
ただし、標準モデルに搭載されるUSB-Cポートは、Lightningと同様にUSB 2.0の速度に制限されたままとなるそうです。
テックメディア「9to5Mac」が共有したCADファイルのリークからも、この変更点は確認できます。
【5】Wi-Fi 6E対応
「MacRumors」が共有した回路図のリークによると、最新のMacやiPad Proと同様、iPhone 15 Proはより高速なワイヤレス速度を実現するWi-Fi 6Eをサポートするそうです。
【6】メモリ(RAM)増量
台湾の調査会社TrendForceによると、iPhone 15 Proはメモリ(RAM)が8GBに増加され、標準モデルは現在と同じく6GBのRAMを搭載する可能性が高いとのこと。
RAMを追加することで、Safariなどのアプリがバックグラウンドでより多くのコンテンツをアクティブにしておくことができ、アプリを再び開いたときにコンテンツを再読み込みする必要がなくなります。
【7】タッチ式のボタン
クオ氏によれば、iPhone 15 Proは物理ボタンを廃止し、タッチ式のボリュームボタンと電源ボタンを搭載するとのこと。
同アナリストによれば、このデバイスは、iPhone SEのホームボタンや新しいMacBookのトラックパッドと同様、Taptic Engineによってボタンを押す触覚フィードバックを返すとのことです。
【8】光学ズームの増加
クオ氏によると、iPhone 15 Pro Maxにはペリスコープ望遠レンズが搭載されるとのこと。これにより、iPhone 14 Proモデルの3倍と比較して、少なくとも6倍の光学ズームに対応する可能性があります。
iPhone 15・iPhone 15 Proの新カラー
「9to5Mac」によれば、AppleがiPhone15 ProとPro Maxモデルにダークレッドを用意していると情報筋がリークしたとのこと。
また、iPhone 15の標準モデルには、濃いピンクと鮮やかなライトブルーの新色が用意される可能性があるそうです。
ただし「9to5Mac」のソースによると、カラーオプションの情報は「まだ初期」であり、秋に近くなると「変わる可能性がある」ため、共有されたカラーが外れている可能性はあるとのことです。