Appleが公開したiOSのシェアデータによると、過去4年間に導入されたiOSデバイスのうち、iPhoneにおいては最新のiOS 16が占める割合は早くも8割を超えていることが明らかになった。
これは同社がアプリストア上で公開したユーザーデータによるもので、それによると過去4年間に導入されたiOSデバイスのうち、iPhoneではiOS 15が占める割合は15%であるのに対して、2022年9月から配信が始まったiOS 16は81%、また過去の全デバイスを対象とした場合も72%と、圧倒的な割合であることが明かされている。Statcounterが行った2023年1月時点の調査でも、iOS 16のシェアは62.4%に達しており、極めて順調に新バージョンが浸透していることが見て取れる。同じStatcounterがWindows 11について行ったシェア調査では、Windows 10の68%にはるか及ばない18%にとどまっていることを考えると、iOSの順調さは異常と言っていいレベルだ。一方でiPadOS 16については、過去4年間に導入されたデバイスに関しては53%、全デバイス対象だと50%と、十分に高い割合ながらもiOS 16と比べると明確に遅れを取っているのは興味深い。