日本語の自動字幕起こしが可能に。Windows 11プレビュー版

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日本語での自動字幕起こしが可能に

 米Microsoftは15日(現地時間)、Windows 11 InsiderのDevチャネルにおいて、ビルド25300の配信を開始した。

 ビルド25300では、英語のみに対応していた、Windowsの上部に音声認識した結果を表示する自動字幕起こし機能「ライブキャプション」が日本語を含む複数の言語に対応した。新たに対応した言語は、日本語、中国語(簡体字、繁体字)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、および英語の方言。同社はほかの言語も順次追加していくという。

 また、Microsoft Storeがアップデートされ、順次使用できるようになった。新たなMicrosoft Storeでは、UIの変更やタッチ/ペン/マウス/トラックパッドなどの入力方法のサポート、検索結果ページのレイアウトおよびアプリ製品カードのデザインの改善、アニメーションの追加などがなされた。

ホームページの特集セクションがUI変更

検索結果ページのレイアウトがシンプルに

各アプリの製品カードデザインも更新された

 加えて、ウィンドウの整列機能「スナップレイアウト」における、フライアウトを呼び出すのに必要な時間を短縮するなどの改善もなされている。

スナップレイアウト

 主な修正としては、ビルド25290以降に発生していたcombase.dllに起因するアプリのクラッシュ問題や、タスクバーが解像度変更後に途切れる問題などが修正された。

 このほか同社は、Windows 11およびWindows 10 InsiderのPreviewチャネルにおいて、ビルド22000.1639とビルド19045.2670の提供も開始している。両ビルド共通の改善として、Excelでハイパーリンクが機能しない問題やIEモードに関連する問題が修正されたほか、ビルド22000.1639では顔認識のための高度な自動学習機能が追加された。

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