厚生労働省、医療機関向けのサイバーセキュリティ対策セミナーを2月15日にオンライン開催、参加無料 

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 厚生労働省は、医療機関向けの無料セミナー「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策セミナー」を2月15日にオンラインで開催する。事前申し込みの締切は2月10日。

 医療機関に対するランサムウェア攻撃の被害により、電子カルテが利用できなくなるなど、医療機関の診療体制に大きな影響を及ぼす事案が複数発生したことを受け、同省が取り組むサイバーセキュリティ対策強化の取り組みの一環として行われるもの。今回が初の開催となる。

 対象は、医療情報システムベンダーの担当者、および医療機関に従事している人。申し込みは、医療機関向けセキュリティ教育支援ポータルサイト「MIST」内の告知・申込ページから行う。Zoomウェビナーによる開催で、時間は14時30分〜17時20分の予定。定員は1000人程度とされている。

 内容は、次の3つのサイバーセキュリティに関する講演および質疑応答のほか、厚生労働省医政局参事官の田中彰子氏(特定医薬品開発支援・医療情報担当)や、警察庁および関連団体の講演が予定されている。

 講演1は「厚生労働省における医療機関のサイバーセキュリティ対策にかかる取組について」として、厚生労働省医政局の岡本潤氏(特定医薬品開発支援・医療情報担当参事官室 室長補佐)が登壇。講演2は「大阪急性期・総合医療センターのインシデントについて」として、一般社団法人ソフトウェア協会理事/Software Isac共同代表の萩原健太氏が登壇。講演3は「サイバー救急の活動について」として、株式会社ラックの内田法道氏(セキュリティオペレーション統括部長)が登壇。なお、講演の題名はいずれも仮とされている。

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