友達や家族と位置情報を共有してコミュニケーションを可能にすることから人気が高かった米Snap社のスマホアプリ「zenly」が本日2月3日でサービスを終了する。
位置情報サービスの中でもひときわ利用者の支持を集めていたスマホアプリ「zenly」が、突然の提供終了を発表したのが2022年12月のこと。それ以来、「zenlyの次」を自称する複数のアプリが登場し、後釜に収まるべく激しいユーザー獲得合戦を繰り広げていた。なかにはリリースを急ぐあまり、ほとんどの機能が未実装のまま見切りで登場したアプリもあったほどだが、その後度重なるアップデートが行われ、特にzenlyのサービス終了日である2月3日を目前にしたここ数日は、新機能を連日リリースしていたアプリもあったほど。ユーザーの多いiOSアプリにフォーカスしたためか、Androidアプリのリリースがついに間に合わなかったサービスもあるが、当のzenlyが2月3日で終了することで、まずはいったん一区切りといったところ。すでにアプリストアのダウンロード数では大差がついている状況だが、今後の巻き返しにも注目が集まりそうだ。
