「僕の考えうる限りベストな助言だった」 ワンパンマン漫画家に初代担当が送った言葉に絶賛

J-CASTニュース

   「ワンパンマン」の作画などで知られる漫画家の村田雄介さんが2023年1月19日、初代担当編集者から受けた「僕の考えうる限りベストな助言」をツイッターで紹介した。

   ネット上では、「ほんとこれ」「素敵な伝え方」などと反響を呼んでいる。

  • 村田雄介さんのツイッター(@NEBU_KURO)

    村田雄介さんのツイッター(@NEBU_KURO)

  • 村田雄介さんのツイッター(@NEBU_KURO)

「作者を尊重する素敵な伝え方だなあ」

   漫画家と担当編集者の関係については、集英社の少女コミック誌「マーガレット」編集者が17日、ツイッターで「作家さんから僕が言った通りに直しただけのネームをもらうとですね、…ガッカリするんです」などと投稿したことをきっかけに、注目が集まっていた。

   そんな中、村田さんは19日、自身の初代担当編集者について「最初の打ち合わせで『僕はネームに対して色々意見を言いますがその通りには直さないでください。才能ある作家さんは皆僕の意見より面白く直して持ってきます。これを常に念頭に置いてください。』言ってくれました」との助言を受けたとした。

   この言葉について、村田さんは「僕の考えうる限りベストな助言だったと思っています」と回顧。続く投稿では、「何か見た」としながら、「作家さんにその一言さえあれば、良いスタンスなんじゃないかなあと。僕的には」とコメントした。

   最後には「当時の僕は結局全然いいネーム持っていけませんでした」としつつも、「いろんなことに通じる話だと思うので(略)あの助言にはとても感謝しています」と振り返った。

   村田さんの投稿を受けて、SNS上では、「ほんとこれだよね…」「この一言があるか無いかで評価が全く違うよね」「作者を尊重する素敵な伝え方だなあ」「本当に伝え方が大事だなと。こう言ってもらえたらストレートに意図が伝わる」など納得の声が相次いでいる。

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