いろんなスパイスと共に生活してきたインドネシア人はマジもんの辛い物好きだ。そんな僕も、もちのろんで辛い物好き。でも耐性は、ほぼ無い。
そんな僕が、自称「辛さレベル1.000.000」のチップス「Mister Potato Limited Edition Ghost Pepper Black Crips」を食べたところ、お腹を壊したので紹介したい。
・外も中も真っ黒
それでは早速パッケージの方から見てみよう。
パッケージとなる缶はこんな感じで、黒と赤色での辛さの主張が激しい。正直このパッケージを見るだけで抵抗感を感じてしまう。てかチップス燃えてるし。
ご丁寧にも辛さレベルを記載してくれている。ピーマンがレベル0、ハラペーニョがレベル8.000、カイエンがレベル50.000、オレンジハバネロがレベル350.000。数字飛びすぎて実感できない
そんで今回使われた「ゴーストペッパー」なるものは何と辛さレベル1.000.000。これ、小学生がレベル付けたんとちゃう? 数字が非現実過ぎるぞ。
フタの所にはなんと証明書が書かれてある。ここに自分の名前と完食までに掛かった時間が書けるみたい。1分から3分で完食できたら「スーパー人間」だってよ。ちょっと心配になってきた、いろんな意味で。
気づいた方もいると思うが、パッケージに「대박(デバク)」という文字が書かれている。「대박(デバク)」というのは「マミーダブルデッカー」なる企業が作ったブランドのようで、主に韓国風食品や菓子を販売してるもよう。今回はそんなブランドとのコラボだろう。
フタを恐る恐る開けてみると、アラ不思議、真っ黒である。そう、チップスがめっちゃドス黒なのである。てか黒すぎて底が見えない、これが俗に言う地獄か?
この黒さ、そして漂う辛さの香りに体が反応してくる。まだ食べてもいないのに、お腹の深くが熱い。
とはいえこれ食べるの初めてじゃないんだよなぁ。ライターとして応募したときに、テスト記事としてコレについて書いたんだ。あの時は全然なんとも思わなかったので、まぁ今回も大丈夫だろう、ハハハ……
まぁまぁ、それじゃあいただきます!!
…
…
…
???
えっ、マ???
めっちゃ辛い!!!!
前回は食べれば食べるほど辛さがほんのちょっとずつ重なっていくレゴスタイルに対して、今回はチップスが舌に触れた瞬間、辛さがドカンと爆発しやがる。水も用意したけど辛さが全然抜けない。俺が隙を見せた瞬間 本領発揮とか卑怯だぞMister Potato!!
・〆
辛い、めっちゃ辛かった。あの時はバリボリ食べれたのに、今回は耐えられんかった。結果3時間かけてやっと完食できた。いやぁ恐るべし、レベル1.000.000。とはいえ、ポテトの風味は損なっていないので結構美味い。
結果は完敗、辛さにボロボロにされてしまった。もし辛い物が好きな方はこの「Mister Potato Limited Edition Ghost Pepper Black Crips」を試してみるのもいいかもしれない。
参考リンク:대박 Taste of Korea 公式
イラスト・執筆:アキル
Photo:RocketNews24