【入手困難!?】まさかの元旦に発売されたニチレイの「レンジだけでカレーうどん」を食べてみた / なかなか見かけない理由が分かったような気がする

ロケットニュース24

2023年1月1日、ニチレイから冷凍食品の「カレーうどん」が新しく発売された。珍しく元旦からブッコまれた “攻め” の商品なのだが、姿勢とは逆にまったく見かけず。あくまで私の生活圏の話でたまたまかもしれないものの、大きめのスーパーでも置いていなかった。

来る日も来る日もスーパーの冷凍庫をパトロール。実は夢だったんじゃないか……とさえ思っていたところ、ここにきてようやく置いているスーパーを見つけた。そして実際に食べてみたら、なぜあまり置かれていなかったのか分かった……ような気がする。

・レンジだけで食べられるカレーうどん

昨年発売された「冷やし中華」「つけ麺」に続くレンジだけで作れるシリーズの第3弾。カレーうどんの値段は386円。ウリはパッケージにも書いてあるように、鍋もいらなければ皿もいらない、つまりレンジだけですべてが完結してカレーうどんが食べられるところである。

さっそく袋から中身を取り出すと、トレイごとキンキンに凍ったカレーうどんが出てきた。レンチンする際は、ラップをかけずに温めたらOK。相変わらずのスピードで食べることができるらしい。

なお、500Wなら9分50秒、600Wなら8分50秒。指定された時間温めるだけでカレーうどんの完成だ!

カレーうどんには豚肉、ねぎ、油揚げ、かまぼこの具材も入っていて、21種類のスパイスとハーブが使われているのだそうな。最近の冷凍食品がデキるのはもはや周知の事実だが、これがレンジ1つで完結するからやはりスゴい!


・卒ないカレーうどん

さて、それでは実食といこう。まずカレーという名がつくだけに辛さから触れたいが、控えめでほのかにピリッとする程度だから子どもから大人まで食べやすいカレーうどんだと言ってよかった。そして「おっ」と印象に残ったのは……

麺にしっかりとしたコシがあることに加え、長さを短めに調節してあるから食べやすいことだ。カレーうどんといえば “跳ね” が気になるところだけに、そのあたりの配慮はありがたい。

450gと量もあるし、あとは容器のまま捨てられて後片付けも楽チン。それでいて400円弱という値段……このクオリティが家の冷凍庫に入れておけばレンジ1つで味わえるのはヒジョーによき。

激ウマでおかわりするほどではないものの、普通に飲食店で出てきても不思議じゃないレベルには達しているから人気になってもおかしくないだろう。ただ……!


・なかなか見かけない理由

冒頭で触れたように同商品はとにかく置いていない。私なりに推理した結果、1つの結論にたどり着いた。その理由はおそらく……

冷凍食品の中でもクオリティーが高い「レンジだけで作れるつけ麺」の存在である。カレーうどんよりも、つけ麺の方が売れる。そう判断した店長さんが多いのだろう。

両方とも置ける力があるところはまだしも、売り場が限られているとどれを置くか選ばなければいけないのは自然な流れ。ましてやニチレイの商品は炒飯や唐揚げ、ハンバーグなど主力がたくさんあるから麺類は1つが妥当。よって、カレーうどんはつけ麺に場所を奪われていると予想する。

とはいえ、ここにきて本格的な寒さになってきたからこそカレーうどんの選択肢が出てくる可能性は十分ある。目にする機会は増えそうな気もするし、カレーうどん好きは家に1つあれば助かるので見つけたら一度試してみてはどうだろうか。

参考リンク:PR TIMES
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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