NECは、第12世代Coreを搭載し、24時間稼働と長期供給/保守に対応するファクトリコンピュータ「FC-PM」シリーズ3モデルを発売した。出荷開始は2023年2月24日を予定しており、税別価格は最上位の「FC-P21G」が57万7,200円、「FC-P32K」が36万7,600円、「FC-P30X」が31万5,600円、
本体は2026年までの長期供給や、2033年2月までの保守受付に対応し、長期運用に向く。上位のP21GおよびP32Kでは、それぞれCPUに第12世代Core i7-12700EとCore i3-12100Eを搭載し、従来の「P34W」または「P36K」と比較して、最大で約2倍以上の性能向上を実現。さらに、有線LANポートも2.5Gigabit Ethernet対応となった。
オプションで、2029年12月までの長期供給および2032年12月まで長期保守が可能なビデオカード「NVIDIA RTX A2000」(税別価格30万円)を用意し、ディープラーニングやAI利活用のニーズに応えた。
そのほかの仕様は、メモリが8GBまたは16GB(ECC対応、最大64GB)、3.5インチ1TB HDD(RAID 1対応選択可能)、SSDに2.5インチ240GB/500GB SSD(RAID 1対応選択可能)またはM.2 100GB SSD、OSにWindows 10 IoT Enterprise 2021 LTSCまたはWindows Server IoT 2022 日本語(P21Gのみ)などを搭載する。
拡張スロットはPCI Exress x16+x4またはx16+M.2のいずれか。ディスプレイ出力はDisplayPort×3。本体サイズは90×373×336mm。
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