ケイアイスター不動産は1月10日、東京電力エナジーパートナー(東電EP)との業務提携を発表した。東電EPの太陽光発電プラン「エネカリプラス」において、ケイアイスター不動産の物件の購入者限定で、特別料金プランの販売を開始する。
ケイアイスター不動産と東京電力エナジーパートナー(東電EP)が業務提携を発表した
本プランは、ケイアイスター不動産で新築住宅を購入したのち、定期点検時後のリフォーム工事の発注と一緒に太陽光パネル設置を申し込むと、月額税込4950円の固定料金で太陽光発電を利用できるというもの。
足場設置を伴うリフォーム工事が対象で、外壁塗装など、足場を設置する工事と一緒に申し込むことで、太陽光パネルを設置するための足場設置の費用を削減することができる。
これにより、太陽光発電プランを初期費用なしで導入することが可能。メンテナンスや故障は東電EPで対応し、10年の契約期間満了後は、太陽光発電設備を契約者に無償で譲渡する仕組みだ。
「エネカリプラス」の仕組み
ケイアイスター不動産によると、東京都でも新築戸建住宅を対象に太陽光発電の設置の義務付ける条例が成立するなど、脱炭素社会への取り組みが不可欠となる中、燃料の輸入価格上昇にともない、電気料金が上昇。さらには資材も高騰し、太陽光パネルの設置費用も、高騰傾向にあるという。
その一方で、ケイアイスター不動産の新築住宅の購入者から、定期点検時やリフォーム工事の発注時に太陽光パネル設置についての問い合わせも多く、太陽光パネル設置に対するニーズの高さを踏まえ、住宅購入者と電力会社による電力契約を利用したサービスを検討。特別料金で申し込める、本プランの開発にいたったとしている。