Lenovoは5日(米国時間)、表にOLED、裏にカラーE Inkディスプレイを搭載し、デュアルヒンジによりどちらもキーボード側から見えるノート「ThinkBook Plus Twist」を発表した。6月に発売予定で、価格は1,649ドルより。
2005年に発売した「ThinkPad X41 Tablet」や、2012年に発売した「ThinkPad Twist」と同様のデュアルヒンジを採用し、本体を裏返したりすることなく2画面を参照できる。同社は表裏デュアルディスプレイ製品における“再発明”としている。
特に、カラーE Inkを使用した場合はバッテリ駆動時間の延長が可能となっており、キーボードやペンを使い原稿を書く際に有用としている。また、移動時にカレンダーでスケジュールを確認したり、メールを読んだりする際も有効だ。その一方で高度なドキュメント編集や画像編集時は、400cd/平方mに達するOLEDディスプレイを利用できる。
メインディスプレイは狭額縁の2.8K OLEDとなっており、タッチをサポート。天板側のサブはフロントライト付きの12型カラーE Inkを採用し、リフレッシュレートは12Hzでタッチをサポートする。ペンによる書き込みも対応する。
そのほかの仕様は、CPUが第13世代Core、メモリが最大16GB LPDDR5X、ストレージが最大1TB PCIe 4.0 SSD、OSがWindows 11。インターフェイスはThunderbolt 4×2、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、指紋センサー、フルHD対応Webカメラ、音声入出力などを備える。
高性能CPU/GPU搭載の「ThinkBook 16p Gen 4」、拡張ベイも搭載
「ThinkBook 16p Gen 4」は、最新の第13世代Core Hプロセッサや、GeForce RTX 4060 GPUを選択できる16型の高性能ノートPC。本体上部にアクセサリを装着できる「Magic Bay」を備えるのも特徴。5月の発売を予定しており、価格は1,349ドルより。
Magic Bayはポゴピンによりワンタッチで装着できるもので、別途ケーブルやドングル、電源を用意せずとも機能拡張できる。現時点では4K対応Webカメラ、照度200luxのライト(Web会議時に顔を明るくするためのもの)、4G LTEモジュールの3種類を用意する。
主な仕様は、CPUに第13世代Core H、メモリが最大32GB、ストレージが最大1TB PCIe 4.0 SSD×2、3.2K/120Hz対応16型IPSまたは2.5K/60Hz対応16型IPS、OSがWindows 11。
インターフェイスはUSB Type-C×2、USB Type-A×2、SDカードリーダ、HDMI出力、フルHD対応カメラ(IR付きも用意)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1などを搭載する。バッテリ容量は80Whr。
このほか、「ThinkBook 13x Gen 2」用の無線ドッキングステーション「ThinkBook Wireless Dock for ThinkBook 13x Gen 2」も発表。置くだけで充電するほか、PCとの接続にWi-Fi 6を採用することで無接点で利用できる。
超小型の第13世代Core搭載小型PC
さらに、本体サイズが182.9×179×34.5mmと容積が1Lの小型PC「ThinkCentre neo 50q Gen4」も2023年第3四半期に発売する。価格は499ドルより。
主な仕様は、CPUに第13世代Core i5 Hプロセッサ、メモリ最大32GB、ストレージに最大1TB SSDまたはHDD、OSにWindows 11を搭載する。
インターフェイスはUSB 3.1 Type-C、USB 3.1、USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI 2.1、DisplayPort 1.4b、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、有線LANポート、音声入出力などを備える。
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